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『秋の七草』はお花屋さんで買えるのか??調べてみた!

どうも、お花屋さんで働く美月(@unimizuki)です。

夏の暑さも一息つき、切花も飾りやすくなる秋。秋にも七草があるのはご存知ですか?

おかゆに入れて食べる春の七草と違い、観賞用の秋の七草は少々地味な存在。でも、ときどき「秋の七草ありますか?」とお花屋さんに来る人もいたりするのです。

秋の七草ってなんだっけ…?そして、現代のお花屋さんで買えるんだっけ…?

今回はそんなテーマで【秋の七草】を復習してみましょう。

秋の七草、言えますか?

秋の七草はこの7種。

まず、秋の七草を復習しましょう。

おかゆに入れて食べる春の七草と違い、秋の七草は観賞して楽しむ花。秋の風情を感じる7種です。

「萩(ハギ)」

「尾花(オバナ)」

「葛(クズ)」

「撫子(ナデシコ)」

「女郎花(オミナエシ)」

「藤袴(フジバカマ)」

「朝顔(アサガオ)」

以上の7つ。このうち、最後の「朝顔」は「桔梗(キキョウ)」のことだと言われています。

なぜこの7種が選ばれたの?

秋の七草は、万葉集に収められている山上憶良の2首の歌が始まりと言われています。

秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)かき数ふれば 七種(ななくさ)の花

 

萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌の花

 

万葉集の頃から(奈良時代とか?)これらのお花は、日本の秋を代表する花だったということですね。

 


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秋の七草はお花屋さんで買えるのか?!

さて、そんな秋の七草ですが、現代の私たちはどうやって手に入れればよいのか。

お花屋さんにも時々、「秋の七草ってありますか?」というお客様がいらっしゃいます。花屋は秋の七草を揃えることができるのか!?

萩(ハギ)

萩の花は、切花でお花屋さんに並ぶことはほぼナイ!!はずです。のっけからすみません。

いけばなや茶花として使うこともあるので、まったく流通がないわけじゃないと思うけど、一般のお花屋さんがナチュラルに在庫していることはないはずです。

ただし、鉢物ではわりと出回ります。どーしても萩の花がほしい!という場合は、園芸屋さんで鉢植えを探してみるのがよいでしょう。

尾花(ススキ)

ススキは、シーズンになると切花で出回ります。店頭でよく見かけるのは、秋のお彼岸の頃(9月中旬~末)と、お月見に合わせて、です。

しばらく置いておくとふわふわと綿毛になってしまうので、あんまり長期間在庫しておきたくない花材。「どうしてもこの日にほしい!」という場合は、事前に相談しておいた方がよいでしょう。

大きな声では言えませんが、1~2本だったら、お花屋さんで買うより近所の土手や線路沿いで取ってきた方がコスパは良いですね。

 

葛(クズ)

葛の花は、切花としても鉢植えとしても、お店で購入するのは難しいでしょう。確かに秋の花ですが、園芸植物ではないからです。

お金を出して手に入れるのは難しい反面、葛自体は雑草として空地や土手にはびこっているので、探せばわりと簡単に見つかります。マメの花っぽい鮮やかな色で、結構キレイです。

(採集する場合は、他人の敷地内などには入らないようにね)

撫子(ナデシコ)

ナデシコは、切花でも買えます!色々な種類の園芸品種が、切花として出回っています。1本200円くらいで買えて長持ちする、非常に使い勝手の良い子です。

鉢植えでも、寄せ植え用に苗ものとして出回っています。ガーデニングをされる方なら一鉢植えておいて、飾りたいときに摘むのも良いですね。

万葉集に詠まれている「撫子」は日本に自生している「カワラナデシコ」のことだと言われています。より雰囲気を重視するなら、花びらの裂けたカワラナデシコに近い品種を探してみるのがいいかも。

 

女郎花(オミナエシ)

オミナエシは、切花として秋のお花屋さんに出回ります。9月~10月頃によく見かけるはず。

花がポロポロ落ちるのがやや難点ですが、秋らしい風情のある花です。

 

▶【切花図鑑】オミナエシ|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

藤袴(フジバカマ)

フジバカマも、切花としてお花屋さんに出回ります。9月~10月ころが多いでしょう。葉っぱに白い斑が入った園芸品種もあります。

ところで、万葉集に歌われている「藤袴」は現代の「フジバカマ」ではないのではないか…という説もあるそうで。

野生のものは数が減っており、環境省のレッドデータブックにおいて絶滅危惧種に指定されています。

 

朝顔=桔梗(キキョウ)

秋の七草に「朝貌の花」と詠まれているのは、「桔梗」のことだと言われており、キキョウはお花屋さんにも切花としてよく出回っています。

園芸店では、苗ものや鉢植えも見かけます。

 

 

まとめ。

秋の七草、全部はお花屋さんでは買えません。

切花で手に入れにくいのは、萩(ハギ)と葛(クズ)。葛(クズ)はそもそも買うのは難しいので、土手とか空地に採集に行くしかないかも。

ちなみに私は東京のわりと都会に住んでますが、葛やススキがどこに生えてるかお散歩のときなどに確認しているので、どうしても秋の七草が必要!!になったら揃えられる自信はあります(えっへん)。

お花屋さんからの提案:こんな七草はどうですか?

万葉集にならって正統な「秋の七草」を探すのもよいけれど、お花屋さんで切花として買いやすい「秋の花」は他にも色々あります。

たとえばこんなのはどうでしょう?

1.ワレモコウ

秋の花として活躍するワレモコウ。切花でよく出回ります。

▶切花図鑑「ワレモコウ」|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

 

2.シュウメイギク

こちらも秋らしい風情のある秋明菊(シュウメイギク)。鉢植えや切花としても出回ります。

「菊」とつきますが、キンポウゲ科なのでアネモネやクレマチスの仲間。白やピンクの花があります。

 

3.ホトトギス

お庭に植えてあったりするのも見かけるホトトギス。秋には切花としてもけっこう出回ります。意外と花もちもよく飾りやすい秋の花。

 

4.コスモス

コスモス

「秋桜」と書くくらい、秋の代表といえばコスモス。切花でもよく出回ります。あんまり花もちはよくないんだけど、まあ雰囲気ってことで。

花が咲いた状態の鉢もよく出回るので、長期間楽しみたい方は鉢植えを探してみるのもよいでしょう。

 

5.ケイトウ

クルメケイトウ

秋に出回る代表的な切花、ケイトウ。古くから日本で親しまれている秋の花なのに、どうして秋の七草に入ってないのかなあ。

写真のような丸いタイプだけではなく、いろんな種類があるのでぜひ色々ためしてみてください。

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6.リンドウ

晩夏~秋の代表選手、リンドウ。リンドウが入荷すると、秋だなあ!と思います。切花に適した品種が生産されているので、夏から秋にかけて途切れることなくお花屋さんに並びます。

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7.キク

今さら菊~??とか言わずに。全国で周年栽培されているので一見季節感を忘れますが、菊だって秋が旬の日本の花です。

秋は色のノリも良く、菊が美しい季節。お彼岸やお月見などに合わせて、可愛い品種も出回ります。ぜひお試しを。

 

こんな感じで、買いやすい秋の花もあります。秋の七草が揃わないときは、このへんの花を取り入れて、「neo 秋の七草」として楽しんでみてはどうでしょうか。

 

 

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