すっかり新しいサービスとして定着しつつある、花のサブスクリプションサービス。
【お花が届く定期便】サービスを提供している会社がここ数年でぐっとふえてきましたね。
という疑問に応えるべく!
お花に関してはプロであるハナラボノートが、実際に各社のサービスを使ってみて、おすすめを選びました。
今後も試したサービスで良かったものがあれば追記していきますので、お花の定期便を検討している方はぜひチェックしてくださいね。
留守でも安心!ポストに届く花の定期便4選
Bloomee(ブルーミー)
花の定期便でおそらく一番名前が知られているのが『Bloomee (ブルーミー)』。(旧bloomee life)
プランはこちらの2つ。ポストに届くのはお試しプランです。
お試しプラン | 980円(+送料385円)/回 |
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ベーシックプラン | 2180円(+送料550円)/回 |
毎週なにが来るかわからないのが楽しみ!と思える人にはおすすめ。
試してみた中では、予想外の面白い花材が入っている度合いはトップ!!
2021年3月、サービス名をbloomeeに変更した際、専用アプリも発表されました。ますます使いやすくなっていくことが期待される、お花の定期便サブスク界のトップランナーです。
▼レギュラープランを1ヶ月試してみたレビュー記事はこちら▼
hanameku(ハナメク)
hanameku(ハナメク)のプランはこちらの3つ。
ライトプラン | 858円/回 (送料無料) |
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セルフアレンジプラン | S:1658円/回 (送料無料)*一部地域はプラス送料あり L:3278円/回 (送料無料)*一部地域はプラス送料あり |
スタンダードプラン | 2680円(送料無料)*一部地域はプラス送料あり |
ポストに届くのは、ライトプランのみ。セルフアレンジプランとスタンダードプランは宅配便になります。
ライトプランは送料無料。ポストに届く定期便としてはコスパ良し!
また、花瓶がなくてもそのまま飾れるBOXつきのスタンダードプランが、他社にはない特徴です。
お花の鮮度は問題ないですが、お花の種類数はライトプランではちょっと物足りないかも。(葉物も入れて3種類くらい)
ライトプランから始めてみて、気に入ったら宅配できちんと届けてくれるセルフアレンジプランに変えてみるのも良いかもしれません。
>>おしゃれな季節の花が毎月届く花の定期便【hanameku(ハナメク)】
▼ライトプランを1ヶ月試してみたレビュー記事はこちら(2020年)▼
medelu(メデル)
『medelu(メデル)』は株式会社medeluが運営している花の定期便サービス。
創業者は代々お花屋さんを経営してきた方で、「花屋発の花の定期便」なのが特徴です。
コースは、花の雰囲気から3パターン・ボリュームから3パターン(エニイルームは4パターン)選べます。ポストに届くのはMiniとLiteプランです。
こちらの価格は「Anyroom(エニイルーム)」の場合です。モダン、ナチュラルでは少し価格が違うので注意。
Mini | 698円/回 (税込・送料無料) |
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Lite | 1240円/回 (税込・送料無料) |
Lite+ | 1540円/回(税込・送料無料) |
Basic | 2178円/回(税込・送料無料) |
Mederuの特徴は、花の雰囲気で「エニイルーム」「モダン」「ナチュラル」と3つのコースが選べること。テイストがわかっているので、好みの雰囲気じゃなかった…というガッカリが防げます。
「Anyroom」のMiniは698円(送料無料)ということで、ポストに届く定期便の中でも最安値なのではないでしょうか。
お届け時の箱には花の名前が書いてあるシールが貼ってあるのですが、品種名まで記載されていて、お花に詳しくなりたい人には嬉しいポイント。
▼ライトプランを1ヶ月試してみたレビュー記事はこちら▼
品質のいい花をたっぷり楽しみたい!宅急便で届く定期便3選
色が選べる!HitoHana(ヒトハナ)
最近急成長で広告などもよく見かける定期便『HitoHana(ヒトハナ)』。
ポストに届くタイプの定期便はやっておらず、宅配便で届くお花の定期便専門です。
ボリュームは6タイプ。価格は送料込みでわかりやすいですね。お花の長さが書いてあるのも好印象!
HitoHanaの特長は、事前に好みのカラーが選べること。7つの色系統から選択できます。
色は毎回変更することもできるので、好みに合わせて変えてみるのも楽しいですね。
お届け頻度は「毎週」「2週に1回」「月に一度」の3パターン。
ボリューム多めを月一回、少なめを毎週…など、ライフスタイルに合わせて注文できます。受け取れない週はスキップも可能です。
▼毎週届く1650円のプランを6回試してみたレビュー記事はこちら▼
お花と情報誌が一緒に届く LIFFT(リフト)
都内で「ex. flower shop & laboratory」を運営する株式会社BOTANICの定期便サービス『LIFFT(リフト)』。
すでに「霽れと褻(ハレトケ)」という定期便サービスも行っており、お店の名前とともに聞いたことがある方も多いかもしれませんね。
『LIFFT』の特長は、新鮮なブーケにこだわることと、お花に詳しくなれる「よみもの」がついてくること。
お花の新鮮さは、提携している農園からオーダーに応じて採花するというこだわり。よりシンプルな流通経路で消費者の手元に届くことを目指しています(これをいち花屋さんがやるって、けっこうスゴイことです…!)
ボリュームは1種類、お花もおまかせです。初回のみ花瓶がついてくるプランもあります。
とくに注目なのは、ジャーナルと呼ばれるよみもの。「霽れと褻(ハレトケ)」でもお花や産地に関する情報を新聞のようなかたちで付けているのが特徴的でした。
お花の情報だけでなく、ゆかりの映画や文学作品に関するエッセイなどがあったり、なんだかとても素敵な雰囲気。この冊子を楽しみに定期便を頼んでみるのもよさそうです。
お届け頻度は「月に一度」、1回3300円。受け取れない月はスキップもできます。
追記(2022.6):もっと気軽に頼めるライトプランが登場しました!
1480円/1回で頼めるライトプランが登場。2週または4週に1回が選べます。
メインのお花、草花、枝物などのアソート5種類以上と、ミニジャーナルがセットになっているそう。読み物の豊富さがLIFFTの強みでしたから、ミニジャーナルも期待できそうですね。
詳しくは>>お花の定期便 LIFFT
▼LIFFTを3か月試してみたレビュー記事はこちら▼
有名花店の定期便! 青山フラワーマーケット
全国展開で有名なお花屋さん『青山フラワーマーケット』も、自宅にお届けしてくれる定期便をやっています。
レギュラーコースのボリュームは、SS・S・M・Lの4種類。
一番ミニサイズのSSコースは、1485円+送料500円(全国一律)。お試ししてみるのに気軽なお値段ですね。
特長は、お届けスパンが細かく選べること。
7日(週1回)から10日、14日、21日、月1と細かく分かれています。お花を楽しみたいサイクルに応じて選べますね。
ほかに、1輪挿しで楽しむ3本の花や、サイズの違う3つの花束を届けてくれる「スタイルコース」や「お供え花コース」もあります。用途に応じて選べそうですね。
で、結局どれがオススメ?ハナラボの意見
ポストに届く定期便から4社、宅配で届く定期便から3社をご紹介しました。
このなかで、ハナラボが個人的に一番良いな…!と思ったのは『LIFFT(リフト)』です。
花屋さんが提供しているサービスなので、品質や梱包はさすがだと思いました。なにより毎回ついてくる読み物のクオリティがすごい!
生産者さんの情報や花にまつわる音楽など、その花のうしろにある物語まで想像できるのが素晴らしい。これはちょっと他社の追随を許さないレベルだと思います。
予算がそこまでかけられない、宅急便を受け取るのが難しいからポストに届けてほしい…というライトユーザーには、『Mederu』がおすすめ。
1000円以下から始められるので、実際に試してみて、花の好みやアプリの使い心地で選ぶのがよいかもしれませんね。
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ポストに届く定期便については、「品質は大丈夫なのかな?」というのが一番の関心事だったのですが、保水や鮮度は各社よく考えられていて、各社とも思ったほど花にダメージはありませんでした。
ハナラボとしては、実際にお店に足を運んで花を選ぶのが一番おすすめしたいことなのですが、定期便のクオリティもここまで上がっているのだなと驚かされました。実店舗も頑張らなくてはいけませんね…!
定期便をきっかけに、気軽にお花を楽しむ人がもっともっと増えますように。
おまけ
より本音な感想はこちらに。
>>お花の定期便、やってみて思ったことを正直に書いてみる【本音の感想】