読書メモ

【フローリスト】2023年12月号 読書メモ

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お花屋さんの業界誌と言えば、誠文堂新光社の『フローリスト』。


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現在、隔月刊で発行されていますが、バラエティに富む充実した内容になっています。

今回は、リースでゲストを迎えたいという特集。毎年作るリースは同じようなものになってしまいがち。今年は趣向を変えて作ってみたいという方におすすめです。

お正月飾りの特集もあり、年末のお花屋さんにとって参考になる記事がいっぱいです。

さっそく見ていきましょう!

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特集 今年のクリスマスこそリースでゲストを迎えたい

クリスマスは、ドアやインテリアを彩るリースを飾ってお客様を迎えたいもの。お花屋さんが制作したリースや作り方の紹介です。

花店のクリスマスリース

28種のリースを一挙に公開。制作するお花屋さんによって、クラシカルなものから独創的なものまでさまざま。使用している花材もいろいろですし、リースの色合いも異なります。

リースを紹介する言葉も、詩的なものもあれば願いを込めたものもあり、作り手の思いが伝わってきます。

ぜひ、今年のリース作りの参考にしてください。

フラワーベースに合わせて個性を楽しめるリース

ガラスベースにプリザーブドで作ったリースをセットし、生花とともに楽しむリースの紹介です。

フラワーベースそのものも個性的なので、オブジェのような仕上がりになっています。

フロリストマイスターの橋口学さんに教わるリースの基本

リースを作るうえで知っておきたい基礎知識を抜粋し、作り方とともに紹介した記事です。

リースの象徴性、プロポーションなど、基本的なことを知ったうえで作るほうが応用もきき、大事ですね。巻く、組む、からめるなど、リースの技法についても詳しく解説されています。

橋口さんのリースをさらに学びたい人は、こちらの書籍がおすすめ。


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個性が光る!お花屋さんのお正月飾り

フラワーデザイナーが作るお飾りと作り方の紹介です。

自宅や個人店に映えるお飾り

「大地の恵みをたっぷりと」とか「華やかな愛らしさ!」など、テーマをもったお飾りをフラワーデザイナーが制作。写真を見ても、量販店で売っているものとはやはりひと味違います。素材もさまざまで、さすがアイディアが豊富ですね。

新年を迎える商業施設のお飾り

ショップやレストランのエントランスでは大きなお飾りでお客様をお迎えしたい、という意図で制作してもらったお飾りの紹介です。制作プロセスも写真で紹介されているので参考になります。

「ことほき」が稲から作る伝統のしめ飾り

書籍『しめ飾り 造形とその技法』から、著者の「ことほき」の二人が作る伝統的な意匠としめ飾りの基礎知識を紹介した記事です。

しめ飾りとはそもそも何なのか、材料は?お飾りとは?しめ飾りの扱い方は?と、知っておきたい知識が満載です。

この本、眺めているだけで美しく、ハナラボも大好きな本です。

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アトリエ華もみじとブリコラージュフラワー

アトリエ華もみじは、普通の園芸店とは違う独自の活動を続けているショップ。オーナーの小森さんは、根つきの植物を組み合わせて寄せ植えした「ブリコラージュフラワー」を提案しています。

すべて根つきの植物で作るハボタンリースの作り方も紹介されています。

連載記事

花束の解剖学

今回は「花自体のボリュームを検証する」というもの。秋の花を使い、それぞれの花のボリュームによって、どのような花束に仕上げるのがベストか、と検証します。ボリュームのある花とない花の違いを生かしてどうまとめたらよいか分かります。

季節の枝物

今回はお正月らしい枝物が取り上げられています。

12月の枝物:センリョウ
センリョウの美しい葉を生かしたアレンジ。

1月の枝物:ロウバイ
ロウバイの直線的な特徴を生かしたアレンジ。

ボタニカル・メタモルフォーシス

今回はカスミソウの花をコントロールして見せる造形。花束の脇役といったイメージの強いカスミソウですが、一輪一輪の美しさを表現したいという発想で、花をバラしてマスで構成します。雪が降り積もるような作品が出来上がります。

バラの解体図譜

世田谷花きバラ担当による連載。今回は「ラピスヴェール」。

淡いベージュカラーの外弁で季節によって濃いピンクが縁に入り、内側は淡いラベンダーのバラです。フリル咲きで大輪ですが、香りはほとんどありません。

日持ちはとてもいいですが、採花本数は少なめで圃場での成長もゆっくりだそうです。

旬花探訪

今回は、茨城県のJA常陸、奥久慈枝物部会・染枝部の金柳・銀柳(染めヤナギ)

お正月の生花を華やかに彩る枝物です。ヤナギは縁起のよい花材として使用されてきました。

JA常陸 奥久慈枝物部会はヤナギ類を出荷する産地の中では、比較的新しい産地です。染めヤナギに参入したのは10年ほど前ですが、「染物部」全員で染めの作業を行っています。

お正月には欠かせない金銀のヤナギですが、出荷されるまでには多くの作業をともないます。

まとめ。

今月号は、年末にふさわしく、クリスマスやお正月に必要なお花の知識がたっぷりでしたね。付録として、2024年フラワーカレンダーもついています。

次号の特集は「遠くてもわざわざ行きたいこだわりのお花屋さん」「ヨーロッパのトレンド発信 Still Life & Ikebana」です。どんなお花屋さんが登場するのでしょう。楽しみにしましょう。

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