読書メモ

【月刊フローリスト】2020年4月号 読書メモ

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

お花屋さんの業界誌といえば、誠文堂新光社の『フローリスト』。


スポンサードリンク




お花の仕事をしていると、毎月なんとなく目を通している人も多いのではないでしょうか。

かくいう私もその一人ですが、いつもパラパラ読んで終わってしまうので、内容メモを作ることにしました。

4月号は、春の花ギフト特集!

フローリスト 2020年4月号【雑誌】【合計3000円以上で送料無料】

特集1.作りたい!贈りたい!春の花ギフト

いろんなお花屋さんの「春の花ギフト」を紹介。

生花を使った定番ギフトのページと、「まだまだある!花を使ったギフト」として、生花以外の素材を使ったギフトのページで紹介しています。

生花ギフトのコーナーで驚いたのは、アレンジ・ブーケに加えて「スワッグ」を出してくる花屋さんが多かったこと。そうか、スワッグってもう普通にギフト商品なんだな~という気づきがありました。

面白かったのは、生花以外の素材を使ったギフトのページ。

壁掛け飾り、ドライフラワーブーケ、ボトルフラワー、ハーバリウム、レジンアクセサリーなどなど、生花以外のバリエーションの多さに改めて気づきます。

けっこう可愛いものもあって、普通の花屋さんでも取り入れられそうなアイデアもあるんじゃないかなと思いました。

 


スポンサードリンク




特集2.美をつかみとる人たち

第二特集は、読みもの的な特集。

華道家の山田尚俊さんが、吉祥寺にあるギャラリーで、陶芸家とギャラリーオーナーとともに自由に花を活ける、という企画。

陶芸家の伊藤千穂さん、高橋朋子さん、ギャラリーオーナーの紀代美さん、山田尚俊さんがそれぞれ選んだうつわに活けた作品が写真で紹介されています。

読みものとしても面白かったのですが、これを見てたら、なんだか久々に自分も自由に活けてみたいな~という気分になりました。

花を売る仕事をしていると、自由に花を活けることって意外と少なくて、純粋に楽しそう!自分もやりたい!と思う。

陶芸家のおふたりの器と花の選び方なども大変面白く、よい特集だなあと思いました。

今月のバラ

世田谷花きのバラ担当による、毎月バラの品種を紹介するコーナー。市場入荷から数日後の開いてくる姿や生産地の情報がありがたい。

今月は、愛知県・ローズマート出荷組合の『ブルゴーニュ』。ブライダルでもよく使う、白バラの定番品種です。

わりと咲くのが早くて、開くとすこし黄色みがかった色合いが楽しめるバラ。「ブライダルの花としてはもちろん、日常でもっと楽しんでもらいたいバラのひとつ」との記載に賛成。

季節の花を魅せるテクニック

第一園芸デザイナーの新井光史氏による連載コーナー。

今月は「季節の言葉を花で表現」がテーマ。春らしい枝物を使ったブーケ・アレンジが4点紹介されている。

桜やレンギョウなど、花枝ものが多い春だけど、活けこみではなく「ブーケやアレンジ」に使うのはちょっと苦手な方も多いのでは。枝の使い方も丁寧に紹介されていて、参考になりました。

まとめ。

春の花は種類も豊富で可愛いので「かわいい~」で終わりがちなのですが、参考になることが色々ちりばめられていて、読み応えのある号でした。

次回の巻頭特集は『花の色の組み合わせ』。

特別付録付き特大号!だそうです。楽しみですね。

フローリスト 2020年4月号【雑誌】【合計3000円以上で送料無料】