読書メモ

【月刊フローリスト】2020年1月号 読書メモ

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お花屋さんの業界誌といえば、誠文堂新光社の『フローリスト』。


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お花の仕事をしていると、毎月なんとなく目を通している人も多いのではないでしょうか。

かくいう私もその一人ですが、いつもパラパラ読んで終わってしまうので、内容メモを作ることにしました。

2020年1月号は、注目のアイテム・資材特集!

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特集1.注目のアイテムを使ってみる・気になる資材

1月号は、資材特集から。「いつもと違う資材、これまでと違う活動にチャレンジ!」とうたっているとおり、最近流行りの雑貨的アイテムをいろんなお花屋さんが使ってみるという趣向。

取り上げられている資材は、「カレイドフレーム」、「真鍮のハタガネ」、「真鍮フレーム」、額縁のような「エルビエ」、「ウォールオーガナイザー」、「ウォールプランター」、「テラリウム」。

刺繍枠に布地を張って使う「カレイドフレーム」やガラスに挟まれた額縁のような「エルビエ」は、ドライフラワーを使う。あとは壁に掛ける系の資材に、どう花を活けるかなど。

テラリウムもフレームも、小さい空間を切り取るアイテム。小さい空間にどう花をアレンジするかが流行なのかもしれない。

TOPICS:私の愛すべき道具

モノ特集ということで、有名フローリストの道具特集。5人のフローリストの愛用ハサミや道具が紹介されている。ナイフの代わりにカッターを使う人、ハサミの色のこだわりはこれ!など、読み物として面白い。

TOPICS:いつものラッピング見直し提案!

資材特集にからめて、ラッピング提案を6種。アレンジ、ブーケ、鉢物、配送ベースなど、実際に使えるヒントが色々あって、たいへん良い特集。

特に、鉢皿をラッピングして店頭で水やり可能にするアイデアは、面白い!と思いました。

TOPICS:#Tiny Bouquet ミニマムな世界の不思議な魅力

InstagramなどのSNSで、フローリストの間で流行っている #Tiny Bouquet の特集。(ミニチュアのように超小さなブーケを作ってインスタにあげるというやつ)

商品にするのは難しいかもだけど、遊び心が楽しい!ミニマムな世界好きなのでこれはハマりそう。SNSが発達して、商品以外にフローリストが発信できる場があるのが、こういう楽しさを生み出しているのかも。大きくてカッコイイ!以外の道として、注目。


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特集2:U30のフローリストの活躍

Under30の若手フローリスト特集。お花屋さんで働く若いフローリスト(女子)5人のインタビューなど。

読み物として楽しみましたが、どういう基準で選ばれた人なのかちょっと謎。静岡と札幌のお花屋さん。

 

今月のバラ

世田谷花きのバラ担当による、毎月バラの品種を紹介するコーナー。市場入荷から数日後の開いてくる姿や生産地の情報がありがたい。

今月は、静岡・後藤バラ園の『ベルネージュ』。オフホワイト系の優しい雰囲気のスタンダードバラ。ナチュラル系のブライダルで使いやすそう。

後藤バラ園は、土耕栽培により1輪1輪しっかりとしたバラづくりに長く定評のある生産者。オリジナル品種にも注目。

トップフラワーデザイナーが教える:季節の花を魅せるテクニック

第一園芸の新井光史さんによるコーナー。今月は枝物使いがテーマで、興味深く読みました。

『枝物を主役にした花束』『枝物のストラクチャーに花をアレンジ』『枝を利用したアシストと花留め』の3種。いろんなパターンが見られて勉強になります。

 

まとめ。

話題の少ない1~2月ですが、読み応えあってどれも良い特集でした。

次号の特集は『春の花束』。いよいよ春の花シーズンです。1冊丸ごと花束!とのことなので、楽しみですね。

 

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