3月3日は、ひなまつり。
『桃の節句』ということで、お花屋さんではひなまつり用のアレンジやブーケが並ぶ季節です。
出来合いのものではなく、自分でお花を選んで飾りたい!と思ったとき、どんな組み合わせにすればよいか迷ったことはありませんか?
桃の節句だから桃の花は入れるとして、あとは何を合わせたらいいんだろう…?
そんなときは「コレ」を入れれば間違いなし!「ひなまつりらしい」組み合わせにできる花を、お花屋さん目線で5つ選んでみました。
桃の枝を買って、この5つから2種くらいを選んで合わせれば、バッチリひなまつりアレンジの完成!花選びに迷った際の参考になれば幸いです。
菜の花
桃に合わせるひなまつりの花ナンバーワンは『ナノハナ(菜の花)』。この時期に合わせて多く出回ります。
葉っぱや茎の爽やかな緑色、花の明るい黄色が、ピンクの桃に合わされば、あっという間にひなまつりアレンジが完成です。
>>【切花図鑑】ナノハナ|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方
麦(ムギ・ハナムギ)
もうひとつ、ひなまつりアレンジに欠かせない脇役が『麦』。地味なんだけど、これを入れると一気に爽やかさが増します。
ひなまつりに飾る菱餅も「ピンク、白、緑」の3色ですし、「明るい緑色」を入れるのがひなまつりアレンジのポイントです。
>>【葉もの図鑑】ムギ(ハナムギ/六条麦)|花言葉・出回り時期・日もち・飾り方
スイートピー
桃に合わせる手ごろな花材といえば、なんと言っても『スイートピー』です。
ピンク、白、クリーム色、黄色、淡い紫などが、桃のピンクとは好相性。
桃の枝がまだつぼみで、ピンクの色合いが足りないなあ…というときなんかにとっても重宝します。
春らしく、蝶々のようにフリフリした可愛い花は、女の子のお節句にぴったり。
>>【切花図鑑】スイートピー|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方
ラナンキュラス
主役級の花を入れたい、と思ったとき選びたいのは『ラナンキュラス』。
たっぷりの花びらが重なるロマンチックな花姿は、女子の人気度高めです。ふんわり柔らかなイメージと、パステル系の色合いが豊富なことも、桃の枝に合わせやすいでしょう。
>>【切花図鑑】ラナンキュラス|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方
チューリップ
もうひとつ主役級を挙げるならば『チューリップ』でしょう。
こちらも春の代表といえる花ですし、色も豊富。咲き方でいろいろイメージを変えられます。
>>【切花図鑑】チューリップ|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方
まるっこくギュッとしたアレンジには、ぽってりした八重咲きのチューリップを。
桃の枝ぶりをいかして大きめに活けるなら、すっとしたユリ咲きのチューリップで動きを表現するのもよいでしょう。
チューリップは色々な咲き方があるので、イメージに合わせて選べます。チューリップの咲き方の種類については、こちらの記事で解説しています。
>>チューリップの咲き方にはどんな種類がある?飾り方や特徴も解説します!
ポイントは「春」「パステルカラー」「ピンク・白・黄色・黄緑」
まとめです。
ひなまつり風の組み合わせを考えるときのポイントは
・春が旬の花を使う
・ビビットよりも、パステルカラー
・ピンク、白、黄色、黄緑を入れる
以上のことを意識すると、ひなまつり感が出やすいです。カラーパターンとしては、黄緑を入れるのがポイントかも。
よかったら、花選びの参考にしてみてくださいね。
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ひなまつりの本来の意味とは?桃の枝を飾るのにはどんな意味がある?ひなまつりの基本はこちらの記事にまとめました。
>>3月3日は『ひなまつり』。桃の節句の意味とは?【お花屋さんの花行事】
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