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切花図鑑

【切花図鑑】デルフィニウム|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

デルフィニウム

「青い花」のエース的存在、デルフィニウム。

青い花って少ないのに「青い花束」需要はけっこうあるので、花屋としてはデルフィニウムは超重要!な青い花のひとつです。

スプレー咲きの可憐なタイプから、巨大な1本立ちのタイプまで、バリエーションも豊富。

今回は、そんな「デルフィニウム」のご紹介です。

デルフィニウムってこんなお花!

デルフィニウムの基本情報です。

デルフィニウム

デルフィニウムの基本情報

学名:Delphinium
分類:キンポウゲ科 / オオヒエンソウ(デルフィニウム)属
和名:大飛燕草(オオヒエンソウ) 英名:Delphinium
原産地:ヨーロッパの高地、シベリア、中央アジアから中国西南部の山岳地帯、モンゴル、中国など

お花屋さんに出回っている「デルフィニウム」には、大きく分けてスプレー咲きタイプと1本タイプがあります。

価格は変動するけれど、1年中出回っています(全国の産地のおかげです)。

品種や枝ぶり、季節によって価格はさまざま。1本300円くらいのときもあるし、7~800円することも。巨大な1本タイプはお値段も高めです。

色は、濃い青・水色・ラベンダー色・ピンク・白などがあります。

 


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デルフィニウムの切花の飾り方・日保ちについて。

デルフィニウムの切花、日持ちはする?

日持ちは「すごくする!」とはいえませんが、見た目ほど華奢でもない、という感じ。

花弁がとても薄いので、エアコンの風や日が当たったりするのには弱いです。涼しい場所に静かに飾ればそれなりにもちます。

デルフィニウム

じつはデルフィニウム、かつては切花として日持ちがしないのが難点で、ずっと「園芸用」の花の位置づけでした。40年ほど前に花持ちに効果のある成分が見つかって以降、切花として急速に広がった歴史があります。

日持ちを心配しないで飾れるようになったのは、技術革新のおかげなんですね。

デルフィニウムの飾り方・飾るときの注意など。

葉っぱが多すぎると水上がりもよくないし、見た目にもモッサリするので、余分な葉っぱは落とします(お花屋さんで処理してくれてある場合もあります)。

スプレー咲きの場合、枝分かれしているところに大きな葉っぱがついているので、それを取るとスッキリして見えます。

デルフィニウム

切り口はナナメにカットします。

デルフィニウム

きちんとしたお花屋さんで買ったものなら自宅での水あげはさほど気にしなくてOKですが、「湯あげ」「水切り」などで水あげします。

 

デルフィニウムの花言葉は?

デルフィニウム

花言葉は、『清明』など

やはり涼しげなブルーが、デルフィニウムの最大の特徴。さわやかな印象から花言葉がついています。

デルフィニウムの歴史は意外と古く、紀元前 1500 年頃の古代エジプトの王・イアフメス 1世の棺からも見つかっているのだそう。

デルフィニウム、3つの種類について。

お花屋さんの店頭に並ぶデルフィニウムには、大きくわけて3つの種類があります。

花屋的にはあんまり区別されていなくて「スプレー咲きのやつ」とか「1本タイプのやつ」とか言っていますが、園芸的にはちゃんと系統に名前があります。

説明のために系統名でわけて書いてみますが、お花屋さんや市場で「シネンシス系ください」とか言っても通じないかもしれませんのであしからず。

シネンシス系 = スプレー咲き

デルフィニウム

一番よく見るのはこのタイプ。スプレー咲き(枝分かれして咲いてるタイプ)で、濃い青や水色、ラベンダー色、ピンクなどがあります。

品種でいうと「マリンブルー」「パールブルー」「クールラベンダー」など。

 

エラータム系 = 1本タイプの大きいもの

デルフィニウム

大きいスタンド花や大型の装飾でよく使われる、1本に長いタイプで巨大なやつ。

なかなか家庭では飾りづらいですが、迫力のある美しさがあります。色は濃い青、水色、紫、ピンクなど。

品種でいうと「オーロラブルー」「プリンセスキャロライン」など。ジャイアント系と呼ばれたりもします。

ベラドンナ系 = 1本タイプの小さいもの

フォルカフレーデン北秋田のデルフィニウムより)

こちらは1本タイプだけど、エラータム系ほど大きくないやつ。花の感じはシネンシス系に似ています。サービス束とか仏花に入れたりするのに使いやすいですね。

この系統は、デルフィニウム・エラータム(Delphinium elatum)と、シネンシス系のデルフィニウム(Delphinium grandiflorum)を交雑してできた園芸品種群です。

色は、濃い青、水色など。品種でいうと「フォルカフレーデン」「水のワルツ」など。

 

デルフィニウムの豆知識いろいろ。

名前の由来は「ドルフィン(イルカ)」か「ツバメ」か?

「デルフィニウム」の名前の由来は、ギリシャ語の「delphis(イルカ)」。

これは、デルフィニウムのつぼみの形からきています。イルカっぽい?

デルフィニウム

イルカっぽい??この、後ろに飛び出したしっぽのような部分がイルカのしっぽなのかも。

この部分は「距(きょ)」といい、みつをためておく器官なのだそう。アレンジなどでは使いにくいので、シネンシス系のスプレー咲きデルフィニウムでは、この部分はなくなっています。

 

ちなみにデルフィニウム、日本語では「大飛燕草(オオヒエンソウ)」といい、ツバメに見立てられています。これもつぼみの形からなのかな?

イルカとツバメ、あなたはどっちに見えますか?

(全然関係ないけど、筆者は東京ヤクルトスワローズのファンなので、ツバメを推したいです。スワローズ関係の方、ぜひデルフィニウムを使ってください(アピール))

切花のデルフィニウム、まとめ。

デルフィニウム、まとめです。

・お花屋さんにおける「青い切花」の代表格!

・価格は変わるけど、一年中出回っている(ありがたい)

・スプレー咲き(シネンシス系)、1本咲き(エラータム系)、その間のベラドンナ系の3種類がある。

・色は青・水色・紫・ピンク・白など。さわやか系!

青い花としてスター的存在である「デルフィニウム」。手に入りやすいスプレー咲きタイプは、繊細でやさしい雰囲気が魅力です。

意外と長持ちしますので、ぜひお部屋に飾ってみてくださいね。

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