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切花図鑑

【切花図鑑】スイセン|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

ニホンスイセン

日本人にはとても馴染み深い花のひとつである「水仙(スイセン)」。

お正月に飾ったり、畑や庭に生えていたり、きっとどこかで見たことがある人も多いはず。園芸植物としての歴史も古く、ヨーロッパでも古くから愛されています。

春限定のお花ですが、切花でも様々な種類のスイセンが出回っています。今回はそんな「スイセン」をご紹介します。

スイセンってこんなお花!

スイセンの基本情報です。

スイセンの基本情報

学名:Narcissus
分類:ヒガンバナ科 / スイセン属
和名:水仙・雪中花  英名:narcissus,daffodil
原産地:地中海沿岸

一番馴染み深く、多く流通しているのは「日本水仙(ニホンスイセン)」

一つの茎に3~4輪花がついていて、良い香りのする、お正月によく飾るスイセンです。こちらは11月~3月頃に出回りますが、なんといっても入荷の多いのは年末~お正月の頃。

それ以外に、ニホンスイセン以外の房咲きスイセンや、西洋スイセンと言われるひとつの茎に1輪大きめの花がついているタイプなども切花で出回ります。ニホンスイセン以外は、1月~3月に多く出回ります。

価格は1本200~300円くらい。香りのよいものが多いですが、種類によって香りも異なります。

 


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スイセンの切花の飾り方・日保ちについて。

スイセンの切花、日持ちはする?

スイセンはチューリップやヒヤシンスと同じく球根花。花のもちは悪くありません。

12月に購入したニホンスイセン。咲いている花のほかにも、つぼみがいくつも控えています。これらのつぼみも徐々に咲いてきます。

つぼみを包んでいた皮の部分は、見栄えが悪くなったら取り除いて大丈夫。

スイセンの切り口からでるヌルヌルはどうする?

スイセンを活けようと思って茎をカットすると、ぬるぬるネバネバした液体が出てきます。そのまま水に活けると、水にとろみがついてしまうほど。

スイセンにはリコリンやタゼチンなどのアルカロイドが含まれており、それらは有毒成分です。子供やペットなどが口にしないよう注意が必要。また、触れることによってまれに皮膚炎などを起こすこともあるようです。(私も仕事がら素手で触ることも多いですが、これといって症状が出たことはありません)

このぬるぬるした液体はそのまま活けてしまっていいのか?一緒に活ける花に影響はないのでしょうか?

ほかの花の花もちに影響があるという説もあれば、ないという説もあります。ぬるぬるした液体はしばらくすると止まるので、心配な方は、スイセンをカットしたらしばらく他のバケツなどにつけてぬるぬるを洗い落としてから花瓶に活けるとよいでしょう。

スイセンの「はかま」ってなに?

ニホンスイセンには、茎の根本に「ハカマ」と呼ばれる部分があります。

これを切り落としてしまうと、葉っぱと茎がバラバラになってしまいます。生け花においては非常に重要なので、何も聞かずにここを切り落としてしまう花屋さんがいたら、ちょっと勉強不足かも…と思っていいでしょう。

葉をつけたまま、全体の長さを短くしたいときは、いったんハカマをはずして長さを調整することができます。

ゆっくりと下に引っ張ると、

はかまが外れます。

茎と葉がバラバラになるので、

長さを整えたり、葉の向きを整えたりして、

もう一度はかまを履かせます。破れないようにそうっとね。

葉をつけたまま、長さを短くすることができました。

 

生け花においては、長さを短くするだけではなく、葉のねじれを取ったり向きを整えたり、いろいろなワザを使うポイントでもあります。(興味のある方は、「水仙 葉組み」で検索してみてください)

 

 

スイセンの花言葉は?

花言葉は、『うぬぼれ』『自己愛』『神秘』『自尊心』『尊敬』『片思い』 など

「うぬぼれ」や「自己愛」の花言葉は、ギリシャ神話に登場する美少年・ナルキッソスからきたもの。

美しいナルキッソスは、湖に映る自分の姿に恋をして、その場を動けなくなり死んでしまいます。湖のほとりでうつむきがちに咲くスイセンに姿を変えたのだとか。

Narcissusはスイセン属の学名になっています。ナルシストの語源でもありますね。

 

切花で出回るスイセンの種類

ニホンスイセン(房咲きスイセン)

一番多く出回る、日本でいわゆるスイセンと言ったら「ニホンスイセン」。花は小さく、ひとつの茎に4~5輪の花がついている「房咲きスイセン」のひとつ。

すっきりした甘い香りは、ヒヤシンスやジャスミンの香りに似ています。

ニホンスイセン以外にも、切花として出回る房咲きタイプのスイセンはいくつかあります。白色の”ペーパーホワイト”や黄色の”黄房スイセン”など。

西洋スイセン(クチベニスイセン・ラッパスイセン・八重咲きなど)

1本に1輪の花がつく、大輪タイプのスイセンも出回ります。輸入品もあります。

こんな八重咲の品種も。

ニホンスイセンより量は少ないですが、年明けから春の花として出回ります。香りもニホンスイセンとは少し違うものや、香りが弱いものも。

代表品種は ”フォーチュン” ”フルハウス” ”ピンクチャーム” など。

 

 

切花のスイセン、まとめ。

スイセン、まとめです。

・晩秋~春にだけ出回る春の球根花。お正月にもよく使われる。

・一番多く見るのは、房咲きのニホンスイセン。

・西洋スイセンと呼ばれる、大輪の1輪タイプのスイセンも春に出回る。

・香りがよいのが魅力。園芸植物としての歴史は古い。

誰もが知っている「水仙」ですが、切花で出回っている種類も様々です。西洋スイセンの中には、八重咲きなど華やかなものもありますので、見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

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