まるで星のような特徴的な花の形、そよそよと風に揺れる野草のような雰囲気が魅力の『アストランチア』。
あまりメジャーではない花ですが、野草風のブーケや結婚式などにもよく使われる花です。今回はそんな『アストランチア』をご紹介します。
アストランチアってこんなお花!
アストランチアの基本情報です。
アストランチアの基本情報
学名:Astrantia major
分類:セリ科 / アストランティア属
英名:Astrantia、 Great masterwort
原産地:ヨーロッパ
野趣あふれる野草風の雰囲気が魅力のアストランチア。周年出回っていますが、出回りが多いのは春と秋でしょう。国産品のほかに、ケニアなどからの輸入品があります。
白、ピンク、ワインレッドなど品種もいろいろ。花の大きさも、小さいものと大きいものでは印象も変わります。
1本200円~300円くらいで出回っています。
アストランチアの切花の飾り方・日保ちについて。
アストランチアの切花、日持ちはする?
アストランチアは比較的長持ちするお花のひとつです。カサカサした質感で、茎が腐ってくることもありません。
ドライにもなりますが、ぱっとひらいたキレイな状態ではなりにくいかも。干して乾かしていると少し閉じた感じになってきます。
花に見える部分はガク。中央のツブツブした部分が花になります。透けて見える葉脈も美しいですね。
アストランチアの飾り方・飾るときの注意など。
買ってきたアストランチアは、茎をななめにカットして活けましょう。
水あげはそれほど悪くありません。お店では水切り・湯あげなどの方法で水あげをします。
アストランチアの花言葉は?
花言葉は、『星に願いを』『愛の乾き』 など。
花名の語源はギリシャ語で星を意味する『アストラ』。花言葉の『星に願いを』も、この語源からきているものと思われます。
切花のアストランチア、品種にはどんなものがある?
切花でよく見かける品種は、ピンク花の”ローマ”、白花の”ミリオンスター”、”マヨール”、ワインレッドの”スターオブファイヤー”、”ミナミレッド”などです。
切花のアストランチア、まとめ。
アストランチア、まとめです。
・野草風のアレンジで活躍する、野趣あふれる小花。
・輸入品もあり、周年出回っている。
・白・ピンク・ワインレッドなどの品種がある。
・語源はギリシャ語の「アストラ=星」。
なかなかメインの花にはならない『アストランチア』ですが、野趣あふれる小花がいい雰囲気を作ってくれます。お店で見かけたらぜひ注目してみてくださいね。
関連記事
アストランチア、地味だけどいい花言葉。
>>【花言葉】脇役だけど、じつは良い花言葉を持ってる花!17種まとめ。
イギリス王室の結婚式でも、アストランチアが使われていました!
>>ヘンリー王子&メーガン妃の結婚式!ウエディングブーケは何の花?
写真でわかる!切花図鑑のもくじはこちらのページからどうぞ↓↓