切花図鑑

【切花図鑑】バンダ|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

バンダ

ランの切花の中でも、大輪でビビットな紫色が目立つ『バンダ』。シックでモダンなアレンジでよく見ることが多いのではないでしょうか。


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今回はそんなランのひとつ、『バンダ』をご紹介します。

バンダってこんなお花!

バンダの基本情報

バンダ

学名:Vanda
分類:ラン科 / バンダ属
和名:翡翠蘭(ヒスイラン)

青みの強い紫色が特徴のバンダ。似たようなランに「モカラ」がありますが、モカラより大輪で値段も高め。

市場には周年出回っています。大きさにもよりますが、お花屋さんでは1本800~1500円くらいでしょうか。


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バンダの切花の飾り方・日保ちについて。

バンダの切花、日持ちはする?

ランなので日持ちはよく、環境がよければ2週間くらいもちます。

ただし、バンダは花弁が大きいため、傷んだときの「ダメージ感」が目立ちます。花びらがくたっとなってしまうと戻らないので、よい環境で使いましょう。

冷暖房などの風が当たらない場所に飾ること。気温にも注意が必要です(次項にて)

バンダは寒さに注意!

バンダに限りませんが、ランの花は熱帯産の植物であることが多いです。市場には周年出回っていますが、冬の使用には要注意。

寒さに当たり、花びらがくたっとしてしまったバンダ(写真上)。こうなると戻りません。

寒さ、風が直接当たることでよく起きる現象です。

茎は斜めにカットして活けましょう。

バンダの花言葉は?

バンダの花言葉は『優雅』『上品な美』

魅惑的な色、形のバンダ。ランの花ゴージャスさを楽しめる種類ですね。

バンダに似合う花、おすすめのアレンジ

ほかのランと合わせてトロピカルなアレンジにも似合います。

また、その特徴的な色から、シックな組み合わせで使われることも多いです。黒っぽい銅葉の葉ものや、グリーンのアンスリウムやカラーなど特徴的な形の花とも相性良し。

お花屋さんに「常備してある花」というより、「変わった注文が入ったから仕入れる花」という印象です。

切花のバンダ、まとめ。

バンダの切り花、まとめです。

・青みがかった紫色が特徴のランの花

・一輪が大きく、存在感抜群。個性的なアレンジにもおすすめ

・直接当たる風や寒さに弱い。飾る環境には要注意

ちょっと高級で、いつも並んでいる花ではないけれど、一度見たら忘れられない存在感のあるバンダ。

こだわりのアレンジや花束に、オーダーして使ってみてはいかがでしょうか。

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