ネイティブフラワーの中でも異彩を放つ、可憐な雰囲気が人気の「セルリア」。
草花っぽいブーケにも合うし、ドライにしてもいいし、ほんのりとしたピンク色がなんともいえず可愛いですよね。
今回はそんな「セルリア」をご紹介します。
セルリアってこんなお花!
セルリアの基本情報です。
セルリアの基本情報
学名:serruria florida
分類:ヤマモガシ科 / セルリア属
英名:Blushing Bride
原産地:南アフリカ
白やピンクなどの色がある、セルリア。南アフリカに40種ほどが自生している植物。プロテアやバンクシアの仲間です。
花びらにみえる部分は苞(ほう)で、包まれている中心部分に花があります。
切花で出回るものはほとんどが輸入品で、真冬以外は出回っているような印象(5~6月から秋までが多い)。
可憐な花のわりに価格は高め。1本7~800円することもありますが、ドライになって長く楽しめるので、きれいなものを見つけたら是非ためらわず購入してください!
セルリアの切花の飾り方・日保ちについて。
セルリアの切花、日持ちはする?
セルリアは南アフリカ原産の、ネイティブフラワーの仲間。リューカデンドロンやプロテアと同じように、非常に長持ちしてドライになります。
とはいえ、ドライとフレッシュではかなり表情が違うのも事実。フレッシュではしっとりとしてみずみずしい質感が楽しめます。
セルリアの飾り方・飾るときの注意など。
花は可憐ですが、茎はしっかりとした枝もの。
水に浸かる部分の葉は取り除き、切り口に割りを入れて活けましょう。
セルリアの花言葉は?
花言葉は、『ほのかな思慕』『可憐な心』『優れた知識』 など。
英名の「Blushing Bride」は「頬を染めた花嫁」の意味。ほんのりとピンクがかった色、しっとりとした質感は、確かにやわらかな女性の頬のようです。
セルリアにはどんな品種がある?
白・ピンクなどいくつか品種あり
切花で出回っているセルリア、いくつか品種があります。
やや大きめで白基調に淡いピンクがかった「セルリア・フロリダ」や、小輪でピンクの強い「ブラッシングブライドピンク」、真っ白な「ホワイト」などがあります。
鉢物も出回っています
園芸店などでは、鉢物も出回っています。自宅で育てられれば気軽にセルリアの切花も楽しめるかも…
セルリアの豆知識いろいろ。
ダイアナ妃も使った!ブライダルブーケに人気
イギリス王室のブライダルはいつも注目の的。その中でも、ダイアナ妃のブライダルブーケの中に、セルリアが使われていたそうです。
花材も多いのでわかりにくいですが…。BlushingBrideの名前のとおり、ブライダルブーケにも人気。
ダイアナ妃がご結婚されたのは1981年だから、そんなに昔からセルリアの花は使われているんですね。
切花のセルリア、まとめ。
セルリア、まとめです。
・南アフリカ原産のネイティブフラワーのひとつ
・白~ピンクの淡い色合いで人気
・英名の「Blushing Bride」は「頬を染めた花嫁」の意味。ブライダルブーケにも人気!
ネイティブフラワーの中でも、特に可憐で女性に人気のセルリア。草花と合わせても相性がよく、独特の存在感がある花です。
いつでもお店に並んでいる花ではないけど、日持ちもするし、フレッシュなセルリアはBlushingBrideの名のとおり、うっとりする美しさ。
綺麗なセルリアの切花を店頭で見つけたら、(少々高いな~と思っても)ぜひ購入してみてください!
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