春の花壇でもよく見かける、小さな紫色の花が集まって咲くアゲラタム。
やわらかい色味で、パステルカラーのブーケや野草風のアレンジによく似合う名脇役。今回は『アゲラタム』をご紹介します。
アゲラタムってこんなお花!
アゲラタムの基本情報です。
アゲラタムの基本情報
学名:Ageratum
分類:キク科 / アゲラタム属
和名:カッコウアザミ 英名:Floss flower
原産地:熱帯アメリカ
春と秋を中心に、周年出回っています。価格は1本150~200円ほどでしょうか。春には花壇苗としても出回っています(園芸用の方がイメージが強いかもしれませんね)。
紫色の品種がほとんどですが、白・ピンク・ワインレッドなどもあります。切花では、長野県や福岡県、長崎県の産地が有名。
アゲラタムの切花の飾り方・日保ちについて。
アゲラタムの切花、日持ちはする?
アゲラタムの花は意外ともちます。もたないのはどちらかといえば葉っぱの方。葉が黄色くなってくるので、見栄えが悪い葉は取り除きます。
アゲラタムの飾り方・飾るときの注意など。
お花屋さんでの水あげは、水切りか湯あげ。それほど水あげは悪くないので、家庭では水切りをしてから活ければ大丈夫です。
茎はななめに切りましょう。
アゲラタムの花言葉は?
花言葉は、『信頼』『安楽』『幸せを得る』『安心感』 など。
アゲラタムの名前の由来は、ギリシャ語の”アゲラス”。
これは、「年を取らない花」「古くならない」「老いない」などという意味。初夏から秋まで色あせず花を咲かせることから、こんな名前がついたようです。
切花のアゲラタム、まとめ。
アゲラタム、まとめです。
・周年出回る、紫色で野草風の小花。
・名前の由来はギリシャ語の「アゲラス」。古くならない、老いない、という意味。
・出回るのはほとんどが紫色だが、白・ピンク・ワインレッドなどもある。
主役にはなりにくい楚々とした小花ですが、ナチュラルな雰囲気で自宅に飾りやすい花のひとつ。野草風・ナチュラル系を得意とする花屋さんでは見かけることがあると思います。
見つけたらぜひ一度、手に取ってみてくださいね。
関連記事
▶【花言葉】脇役だけど、じつは良い花言葉を持ってる花!17種まとめ。
写真でわかる!切花図鑑のもくじはこちらのページからどうぞ↓↓