花に関係する行事

4月18日は『ガーベラ記念日』。いろんな種類のガーベラを楽しもう!【お花屋さんの花行事】

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こんにちは。お花に関係する行事をご紹介する【お花屋さんの花行事】のコーナーです。


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お花を楽しむ人には、季節ならではのお花を逃さず楽しんでほしい。お花を売る人には、うっかり忘れずお客様に情報を伝えて売ってほしい。ということで、お花に関係する行事を毎年リマインドしていこうと思います。

今回は4月18日『ガーベラ記念日』

ガーベラは1年中手頃に買える切花の代表ですが、4月に『記念日』があるのです。

この機会にガーベラについておさらいし、いろんな種類のガーベラをより楽しむ日にしてみてはいかがでしょうか。

『ガーベラ記念日』の由来。

ガーベラ

2005年のガーベラ生産者交流会において、4月18日を「よいはな(418)ガーベラ」の記念日と制定しました。

4月18日になったのは、

「よいはな(418)」の語呂合わせであること

日本で初めて八重咲きの品種が作出され登録された日であること

4月はガーベラの出荷量が最も多い月であること

が理由となっています。


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お花屋さんにおける『ガーベラ』。

切花のガーベラは1年中安定して栽培・出荷されており、お花屋さんでは超スタメン級の切花。

価格も1本150~300円くらいで使いやすく、色や咲き方も数えきれないほど豊富な品種があるので、花束やアレンジになくてはならない花のひとつです。

 

ガーベラの原種は1878年に南アフリカで発見され、日本に初めて輸入されたのは、明治43年のこと。その後多くの品種交配がおこなわれました。

日本におけるガーベラ品種改良の原点は、今から50年余前。

九州農業試験場研究員であった松川時晴氏が、長年の品種交配を経て今までにない八重咲きの新しい花を作りだしました。それが昭和33年(1958)4月のこと。日本で初めての、ガーベラの名称登録でした。

 

咲き方いろいろ!お花屋さんで買えるガーベラの種類。

ガーベラはとにかく品種が豊富!

お花屋さんや市場の担当者ですら、全部は把握できないのではないかと思うほど、たくさんの品種が出回っています。大きさと、咲き方による見分け方をご紹介します。

ミニガーベラと大輪ガーベラ

まず、花の大きさで「ミニガーベラ」と「大輪ガーベラ」があります。

店頭で普通に「ガーベラ」として売っているのが「ミニガーベラ」であることが多いです。一般に、花径は6~7㎝くらい。大輪ガーベラは花径8~10㎝を超えるものもあり、「大輪!」て感じです。

ノーマル「一重咲き」

ガーベラ

ごく一般的な、ガーベラは一重咲き。中央部分が黒いのを「黒目」、白いのを「白目」と言ったりします。

ぽってり「八重咲き」

ガーベラ

花びらの多い「八重咲き」タイプ。フルダブルはもりっと立体感があり、分厚い感じ。

つんつん花びら「スパイダー咲き」

花びらがつんつんしているのはスパイダー咲き。個性的で可愛い。

くるくる花びら「カール咲き」

品種名「パスタ」シリーズに代表される、花びらがカールしているタイプ。花びらの表裏が違う色の品種もあり、ちらっと見える裏の色がリバーシブル感あり。

これもガーベラ?「変わり咲き」

一見するとガーベラと気づかない、ガーベラらしくないガーベラもあります。

 

 

いつも店頭にあるお馴染みの花ですが、よく見るといろんな品種があり、それぞれの個性が楽しめます。お店で見かけたときには是非、お手に取ってみてくださいね。

ガーベラの基本情報、お手入れの仕方についてはこちらの記事をどうぞ。

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