こんにちは。お花に関係する行事をご紹介する【お花屋さんの花行事】のコーナーです。
お花を楽しむ人には、季節ならではのお花を逃さず楽しんでほしい。お花を売る人には、うっかり忘れずお客様に情報を伝えて売ってほしい。ということで、お花に関係する行事を毎年リマインドしていこうと思います(忙しいと忘れちゃうしね)。
今回は、男性から女性への花贈りイベント。
1月31日、『愛妻の日』をご紹介します。
『愛妻の日』の由来
1(アイ)31(サイ)のごろ合わせから1月31日に制定された『愛妻の日』。
その歴史は2006年からと、比較的新しい記念日のひとつです。
制定したのは「日本愛妻家協会」という団体だそう。愛妻家協会の趣旨を見てみると、
妻というもっとも身近な赤の他人を大切にする人が増えると、世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない。という甘い理想のもと、日本独自の伝統文化かもしれない愛妻家というライフスタイルを世界に広めていこうという文化活動です。
とのこと。
「男の帰宅プロジェクト」や「ハグタイムプロジェクト」などのユニークな取り組みもしているようです。
うん、確かに一番身近な存在である「妻」を大切にするのは、世界平和への第一歩かもしれません。(ほんと?)
『愛妻の日』の楽しみ方は?
『愛妻の日』ですから、やはり夫の人はプレゼントを用意して妻への感謝を伝えるのがいいのではないでしょうか。
甘いプレゼントといえば、やっぱりお花!
現実的な話をすると、ジュエリーやその他の服飾品に比べてずっと安く「わあ!」という感動を与えられるのが花です。
ちょっとした花束なら、3000円~5000円あれば十分。お花を贈るのは、とってもコスパがよいのですよ。(もちろん高価なプレゼントに花束を添えるのもアリです…!)
『愛妻の日』におすすめの花5選!
やっぱり定番!『バラ』
愛を伝える花といえば、やっぱり定番は『バラ』。
赤いバラの花言葉は「愛」「あなたを愛する」「熱烈な恋」など。1本だけ贈るもよし、100本束ねるもよし。
予算もほどほどに…と思う方は、12本のバラの花束(=ダズンローズ)もおすすめです。
10本以上の花束を贈る予定のある方は、事前にお花屋さんで予約しましょう。
ロマンチックな花言葉!『カスミソウ』
添えもの感のある『カスミソウ』ですが、花言葉は「無垢な愛」。
ピュアな愛情を伝えるのにぴったりではないでしょうか。季節を問わず、お花屋さんで入手しやすいのも嬉しいポイント。
他の花と混ぜてもいいけれど、カスミソウだけのブーケも素敵ですよ。
今が旬&愛の花言葉『チューリップ』
1月末といえば、お花屋さんでは春の花が旬真っ盛り。なかでも『チューリップ』には「愛の告白」「永遠の愛」という花言葉もあるので、愛の贈りものにピッタリです。
個人的なおすすめですが、ぎゅっとチューリップだけを10本~20本束ねた花束。インパクトもあって素敵だと思います。(その際は忘れずに予約をしましょうね)
パステルブルーの愛の花『オキシペタルム(ブルースター)』
女子に人気のパステルブルーの花『オキシペタルム(ブルースター)』。
花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」など。ロマンチックで本当に可愛い見た目で、胸きゅん必須です。
「オキシペタルム」や「ブルースター」や「トゥイ―ディア」など、いろんな呼び名で売られていることがありますが、「水色の花」といえばたぶん花屋には通じます。
常時お店に置かれている花ではないので、1週間前くらいに予約をするのがおすすめ。
ふわふわ可愛い春の香り!『スイートピー』
チューリップに並んではずせない春の花『スイートピー』。
ふわふわと蝶のような花のかたち、ふんわり甘酸っぱい香りにうっとりすること間違いなし。色もピンクや紫、クリーム色など、春らしいパステルカラーが揃います。
1月末のお花屋さんにはきっと置いてある、まさに旬の花です。
まとめ。
せっかくの『愛妻の日』、花束を買って帰る男性陣がふえるといいな~と思います。
『愛妻の日』なんて言い訳のひとつでいいんです。イベントにのっかって、普段言えないことや、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。
また、お花屋さん的には、1月~2月は切花を贈る良いシーズン。寒くて花のもちは良いし、春のお花が豊富に揃う時期でもあります。
今回ご紹介した5種類に限らず、可愛い花がたくさん揃って、長持ちする季節なんです。
予約を忘れちゃっても、思っていた花が買えなくても、「奥さんへ贈るので、おすすめで」とお願いすれば、きっと素敵な花束を作ってくれると思いますよ。
参考リンク