多肉植物として人気のグリーンネックレス。皆さんは生花店で見かけたことがあるでしょうか?
ユニークな見た目に馴染みやすい名前…今や園芸店だけにに留まらず、雑貨店でも手に入る定番のグリーンです。
ただ飾るだけではもったいない!カラフルな花と組み合わせれば更に楽しめること間違いなし。
今回は、グリーンネックレスを切り花として取り入れる技を紹介します。
グリーンネックレスってこんなグリーン!
グリーンネックレスの基本情報
学名:Senecio rowleyanus
分類:キク科セネシオ属
和名:ミドリノスズ
英名:string of beads
原産地:南西アフリカ
流通サイズは30cm〜60cmが多く、短い商品を少量仕入れる場合は小包のような形で搬入されます。
鉢植えでは長いもので1mになるものもあり、長さが必要な場合には鉢で仕入れてカットして使う場合もあります。
1年を通して入手可能で、価格は200円〜400円ほどです。
葉色は緑が基本で、白い斑入りの品種もあります。
粒状の葉はよく見ると先端が尖っているものもあり、こちらも品種による差があります。
多肉植物としては珍しいつる性で、紐状の部分はとても細く、癖などはつかない柔らかさがあります。
グリーンネックレスの飾り方・日保ちについて。
グリーンネックレスの飾り方・飾るときの注意など。
グリーンネックレスを飾るときにいちばん重要なことは「水に浸からないようにすること」。
花束・ブーケ・アレンジメント・・・どんな形であっても、花器の水に浸したり、霧吹きの水もかけないほうが日持ちします。
飾る方法は、花や葉に絡めるようにして組み込みます。
長さが足りないときや、決まった場所で留めたい場合にはワイヤーをU字に折ってステムの代わりにするといいでしょう。
グリーンネックレスは日もちする?
水に当てない事に加えてポイントがもう一点!グリーンネックレスは葉焼けしやすいため、直射日光にも要注意。
葉の水分が飛んでシワシワになったり、色が黒ずみます。
日持ちは7〜10日。水と日光に気をつければほとんど枯れることはなく、発根してくる場合もあるので、発根したら土の上に置くだけで増やすことができます。
合わせたいお花・おすすめの使い方。
花言葉に合わせて
グリーンネックレスの花言葉は「健やかな成長」「豊富」など、ポジティブなものばかり。
白いウェディングブーケに合わせるのも人気で、ミスカンサスなどのグリーンと一緒に入れると、大人っぽい雰囲気が和らぎ、少しポップな印象になります。
白系のウェディングブーケに使う花材は限られているので、一工夫ほしいときに提案してみると大変喜ばれます。
多肉植物ブームに乗っかろう!
雑貨屋さんでも手に入るほど人気の多肉植物。
なかでもグリーンネックレスは育てやすく覚えやすいので、かなりの人気があります。
「男性への贈り物」や、「少しでも形に残るもの」、「多肉植物と贈りたいけど華やかさがほしい」
そんな時はグリーンネックレスを組み込んだブーケやアレンジメントをオーダーしてみてはいかがでしょう。
常に仕入れている店舗は少ないと思うので、予め予約を入れたり相談しておくといいでしょう。一味違った贈り物になること間違いなしです!
グリーンネックレスの品種いろいろ。
小さい粒のほんの少しの差ですが、それぞれの特徴を楽しんでみてください。
グリーンネックレスまとめ。
・水に注意!腐る原因になります。
・ステムがないので絡めて使いましょう。
・ウェディングや男性への贈り物に人気です。
・小さいけれど、品種によって形が様々!
いかがだったでしょうか。
切り花の人気が低迷している中、人気の多肉植物と組み合わせることによって新たな魅力が発揮されていますね。
花や葉の魅力は美しさだけにあらず!見た目の面白さから選ぶのも楽しみの一つですね。
色々なシーンでグリーンネックレスを是非お楽しみください!