切花図鑑

【枝もの図鑑】ナツハゼ|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

ナツハゼ

夏に美しい紅葉が見られるナツハゼ。野趣あふれる雰囲気は、夏らしい力強い枝ものを使いたいときに役立ちます。

今回は、夏の枝もの『ナツハゼ』をご紹介します。

ナツハゼってこんな枝もの

ナツハゼの基本情報です。

分類:ツツジ科スノキ属

原産地:日本、朝鮮半島、中国

和名:夏櫨(ナツハゼ)、ゴスケハゼ、ゴンスケ

ナツハゼは、夏にハゼノキのような紅葉が見られることから名前がつきました。と言っても、ハゼノキとは科も属も、分類上ちがう植物です。(ハゼノキはウルシ科ウルシ属)

日本の平地に自生する植物で、ブルーベリーの仲間です。庭植えや盆栽としても楽しまれています。

開花は5月から6月。花が終わると8月から10月にかけて,ブルーベリーに似た黒色の実がつきます。果実は房状にたくさんつくので、ジャムにしたりすることができます。

お花屋さんで枝ものとして売っているナツハゼは観賞用として育てられていますので、実がなっていても食べないでくださいね。


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ナツハゼの出回り時期、選び方

ナツハゼの出回り時期

ナツハゼが枝ものとしてお花屋さんに出回るのは、6月から8月にかけての初夏から初秋になります。

初夏は新緑の枝、その後は紅葉した枝と、時期によってちがった色合い、雰囲気を楽しめます。紅葉した枝に黒い実がついていたりすると、コントラストが見事でとても美しいです。

70~80センチの枝で500円前後でしょうか。

「ゴスケハゼ」という名前で流通することもあり、関西ではナツハゼという場合、ゴスケハゼをさすことが多いそうです。

選び方

選ぶときは、枝ぶりや葉の色具合をよく見て。使い道に合った、みずみずしいものを選びましょう。

ナツハゼの飾り方、日もち

生け花やアレンジ、ブーケに

ナツハゼだけでざっくり飾るのも素敵

ナツハゼは季節感があるので生け花のほか、アレンジやブーケにも使えます。自然の雰囲気あふれる枝ものなので、ナチュラルなアレンジに合います。

使う時は、不要な枝を切ってスッキリさせ、必要に応じて葉も間引きするとよいでしょう。存在感のある花材なので、お互いに引き立つような大きめのお花と合わせるほうがいいと思います。

枝ぶり、葉の流れをよく見て使いましょう。

水揚げはしっかり

ナツハゼは、水をよく吸います。水揚げはしっかり行いましょう。

切り口を縦割りにしたり十字に割るとよいでしょう。燃焼法で行うとしっかりと水揚げできます。

ナツハゼの日もち

ナツハゼの日もちは1週間くらいです。

同じく夏に活躍するドウダンツツジほどはもたないですし、葉や実が落ちたりするので飾る場所を選びますが、それでも野趣あふれる草姿にはファンも多く、夏に飾りたい枝もののひとつです。

ナツハゼの花言葉

ナツハゼの花言葉は「飾らぬ美」です。

紅葉した葉や黒い実、曲線を描く枝ぶりなどを見ると、そのままで十分美しく、納得しますね。

ナツハゼのまとめ

ナツハゼのまとめです。

・ナツハゼは夏に紅葉する落葉低木

・春から初夏に花が咲き、夏から秋にかけて黒い実をつける

・枝ものとしての出回り時期は初夏から初秋

・ナチュラルな雰囲気を生かし、生け花やアレンジ、ブーケに使える

ナツハゼは季節が限られる枝ものですが、それだけに出合ったときは貴重です。

存在感があり、ナツハゼだけ飾って楽しむこともできるので、ぜひ利用してみてください。

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