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【新開発の花】『アストロノバ』の存在感がすごい!

アストロノバ
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2022年、春。アルストロメリア属のまったく新しいお花『アストロノバ(アストロノヴァ)』が公開されました。


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一見するとアルストロメリアだけど、何かが違う…ユリのような、アルストロメリアのような。普通のアルストロメリアは1本に数輪花がついていますが、これは1本に1輪です。そして花が大きい!

たまたま手にとる機会があったので、飾って観察してみました。

『アストロノバ』とは?

アストロノバ

アストロノバは、ロイヤル・ヴァン・ザンテン社と福花園種苗の2社が手を組んで創作された、アルストロメリア属の新しい花

従来のアルストロメリアが1本の茎に多数の一重咲きの花が集まって咲くのに対し、1本の茎に1つの大きな花をつけます。 この花姿に至るまで、数十年におよぶ育種の過程を経ている、まさに歴史的開発品種(大田花きHPより)

星の形からインスピレーションを受け、天体を意味する「アストロ」と、新しい星を意味する「ノバ」を合わせて『アストロノバ』と名前が付けられました。

アルストロ、じゃなくて「アストロ」なんですね。

アストロノバこちらは”リゲル”という品種

現在作られているのは7品種だそうですが、”リゲル”、”アンカ”、”メラク”、”カストル”など、すべてに「星の名前」が付いています。


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ボリュームと存在感は主役級

アストロノバ

従来のアルストロメリアは、(とても使いやすくお花屋さんは重宝していますが)脇役の花という存在でした。

ところがこのアストロノバは、バラやダリアなどに引けを取らない「主役級」の存在感。花の大きさは開いたスカシユリくらいでしょうか。

アストロノバ

花もちもよく、2週間以上変化なく飾ることができました。ユリのようにつぼみが咲き進むこともないので、活けこみなどにも活躍しそうですね。

>>【切花図鑑】アルストロメリアのページはこちら

まだまだ出回りは少ない、貴重な花

アストロノバ

2022年春現在、アストロノバはまだ特許出願中。日本での栽培は始まったばかりで、現在は2件の生産者が栽培しているのみだそう。

まだまだ市場でも見かけることは少ないですが、活けこみやアレンジでの使い勝手のよさを考えると、今後人気の花になってくるのではないでしょうか。

新しい花をつくる育種は時間のかかる仕事。切花用の新しい花が登場することはとても珍しいことなので、今後の展開に注目したいと思います…!

一般の方がお店で見ることはまだ少ないと思うけれど、もし見つけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

参考サイト

アストロノバ ロイヤルバンザンテン社公式サイト

大田花きShowroom 「New Face‼ Astronova~アストロノバ~」

Live!大田花き 福花園種苗(株)アルストロメリア八重咲タイプ『アストロノバ』

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