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花鉢図鑑

【セントポーリア】の育て方・管理方法|お花屋さんの花鉢シリーズ

スミレによく似た花と、ふわふわとした毛が生えた多肉質の葉が特徴の『セントポーリア』。

実はセントポーリアにとって生育に適した環境は、人にとって快適な室内環境と同じと言われています。

環境さえ合えば、1年を通して可愛らしいお花を見せてくれますよ。そんなセントポーリアの育て方・管理方法をお伝えします。

セントポーリアとは?

セントポーリアの基本情報です。

分類:イワタバコ科アフリカスミレ属(セントポーリア属)
原産地:東アフリカ(タンザニア北部・ケニア南部)
和名:アフリカスミレ
英名:Saintpaulia African violet

世界で愛されているお花!

アフリカ原産、主に高山地帯に自生している多肉質の小型の多年草。

セントポーリアが発見されたのは1982年、東アフリカ・タンザニアの高地にて。ドイツ人の自然愛好家、フォン・セントポールにより発見され、「スミレの花のよう」という意味を持つ「イオナンタ」を用い、セントポーリア・イオナンタと名付けられました。

コンパクトで室内で育てやすいこともあり、今では世界中に愛好家が多い園芸用品種として親しまれています。

日本では1970年~80年代に大ブームがあったのだとか。室内で栽培でき、温度が維持できれば年中花が咲く性質をもち、品種も豊富。おうち時間が多くなった現在、ふたたび注目の室内花です。

今も品種が増え続けています。

現在では品種改良が進んだことにより、花の色や形、葉の形の特徴などによって、1万5000以上もの種類に分けられます。

代表的なものでは、普通種(スタンダード種・ロゼット種)をはじめ、株の直径が15cm程度のミニチュア種、這性のトレイル種、あじさいに似た花を見せてくれるオプチマラ種などがあります。

花は色も咲き方もまちまち。

豪華な大輪の花を咲かせる種類もあれば、その一方で小さく可憐な花を咲かせる品種もあります。

咲き方のタイプは、一重や八重、ベル咲き、フリル咲き、スター咲きなど。色も赤や桃、紫、白、青といった単色のみならず、1つの花に複数の色合いを持つ「縞花」もありますよ。

どれもが可愛らしいものばかり!きっと、お気に入りを選ぶのにも迷ってしまうはずです!

セントポーリアの花言葉は?

花言葉は「小さな愛」。

豊富な品種や色に加え、可愛らしい花をたくさん咲かせることに由来してつけられたと言われています。


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セントポーリアを購入するときのポイント・選び方

春・秋~冬の出回りが多い

セントポーリアは温度管理で1年中花を咲かせることができるので、お花屋さんや園芸店で「いつが旬!」というのがわかりにくいお花です。

お店に並ぶことが多いのは、春~初夏や、秋~冬。真冬と真夏は出回っていないかな…という印象です。

好みの品種やこだわりの一品を探すなら、セントポーリア専門店やネット通販を利用するのがおすすめです。

張りがあってぎっしり!がポイント

葉に隙間があってスカスカに見える印象をうけるものや、張りのなくなった葉や変色の見られる葉がある株は根が傷んでいる可能性があるので避けましょう。

良い株の条件としては「株全体が締まっている」こと。それから、葉につやがあり、葉柄(茎と葉がつながる部分)が短いことです。

株の中心の新しい葉が上を向いていることが元気な株である証拠!それから、開花株の場合は花芽ができるだけ多いものを選ぶとより長くお花を楽しむことができますよ。

買ってきたあとの楽しみ方・置き場所・管理方法

置き場所は?:室内での管理が基本

「室内花の女王」とも呼ばれるセントポーリアは直射日光が苦手な一面もあるので、基本は室内で育てます。特に夏の強い日光には要注意。酷い葉焼けを起こし、ただれてしまうことも…。

ベストなのはレースカーテン越しの柔らかい光。

年間を通して南・西からの強い光が当たらない場所で管理しましょう。

暑さや寒さにやや弱いお花です

セントポーリアは暑さや寒さにやや弱い性質のお花。根腐れを防ぐためにも、風通しの良い涼しい場所で管理してあげましょう。

生育に最適な温度は15~25℃程度。10℃以下の低温、30℃以上の高温になると生育不良を起こしたり、更には5℃以下になると枯れてしまうこともあります。

光の当たらなすぎにも注意!

室内で育てられて花を咲かせてくれるセントポーリアですが、あまりに日照不足になると花つきが悪くなります。

自然光が十分に当たらない場所で管理をせざるを得ない場合や、株の調子が良くなさそうだな…と感じた時は、人工照明(植物育成用のLEDライト)を使った栽培も可能です。

鉢を透明のアクリルケースに入れ、花と15~20cm離れるように照明を設置します。

グリーンとしての楽しみ方も。

「弱い光しか当たらない環境でも育つことができる」ということがセントポーリアの強みでもあります。

可愛らしいお花を楽しむのはもちろんですが、グリーンを楽しむために飾るもよし!斑や白い縁が入った葉や、濃い緑一色のタイプなど個性豊かな葉も魅力です。様々な楽しみ方ができるのも長所といえます。

花がら摘みはこまめに。

枯れてしまった花はこまめに取り除きましょう。手で摘み取るか、茎ごと根元から切り取ります。

そのままにしておくと株全体が蒸れてしまうことで、病気をひきおこす原因となります。次の花を咲かせるためにも大切な作業です。

水やりは?乾いたらたっぷり・夏冬は控えめに

土が完全に乾いたら、葉にかからないように水をたっぷり与えます。

ただし、夏と冬は管理に注意が必要です。

高温の影響を受けて生育が鈍くなる夏は少し乾かし気味に管理します。冬は気温が10℃以下となる環境であれば、極力水やりを控えます。

ただし、季節を問わず成長が見られる株については、土の乾き具合をこまめに確認し、十分に水を与えましょう。

肥料の与え方は?

9~5月の間は、月に1~2回液体肥料を与えます。

コツは、表示で指定されている中でも一番薄い濃度に調整して、回数を増やすこと!次々花を咲かせるのに大切です。

セントポーリア、花が終わったらどうする?

年に一度は植え替えを。

環境さえ合えば、1年を通して可愛らしいお花を見ることができます。

花を咲かせている最中の株やつぼみが見られる株の場合は、まずは新しい環境になじませ、花が咲き終わった後に植え替えをするのがベスト。入手してすぐに植え替えすると根を傷つけてしまい、その後の成長に悪影響を及ぼすことがあるためです。

植え替えをおこなう時は、表土から約2㎝の土をやさしく取り除き、バーミキュライトとパーライトを同じ割合で混ぜた土、もしくはセントポーリア専用の用土を使用します。また、鉢底に「ケイ酸塩白土」を入れておけば根腐れ予防に効果的です。

セントポーリアは、生育旺盛な植物なので根が回りやすい性質があります。6月の下旬頃の時期を選び、年に一度は植え替えをおこないましょう。

秋にも肥料を与えます。

秋口(10~11月)には緩効性化成肥料を与えます。花のつきに影響が出てしまうため、真夏・真冬には肥料を与えないようにします。

気を付けるべき季節は?

夏と冬は少し注意が必要です。夏の直射日光と冬の寒さはどちらもセントポーリアには大敵。

1年を通してカーテン越しの光が当たる、最低でも10℃以上の気温が保てる場所で管理します。

花鉢の【セントポーリア】まとめ

セントポーリアのまとめです。

・室内で育てられ、弱い光でも花をつける「室内花の女王」

・カーテン越しの光、15~25℃程度の気温がベスト!

・人工照明(植物育成用のLEDライト)を使った栽培も可能。

・夏の直射日光と暑さ・冬の低温に注意

・植え替えは花が終わってからがベストタイミング。

・真夏・真冬には肥料を与えない。

花が美しい事に加えて、少ない土で育てられるコンパクトさ、室内の限られたスペースで育てるのにぴったりなセントポーリア。愛好家も多いお花です。

また、好ましい生育環境が15~25℃で、人にとっても快適な室内と同じ…というところにちょっと親近感を感じませんか?

今もまだまだ品種改良中だそうで、新しいタイプのお花の登場も楽しみです!色も形も豊富なセントポーリアの中から、是非あなた好みのタイプのお花を見つけてみてくださいね。