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花の仕事

【月刊フローリスト】2020年9月号 読書メモ

お花屋さんの業界誌といえば、誠文堂新光社の『フローリスト』。

お花の仕事をしていると、毎月なんとなく目を通している人も多いのではないでしょうか。

かくいう私もその一人ですが、いつもパラパラ読んで終わってしまうので、内容メモを作ることにしました。

9月号は、 「3,7,10年以上続いている花屋さん」特集。

新しい花屋さんを紹介することは多いけど、続いているお店を改めて特集するのは新鮮!いいところだけじゃなく、いろいろな苦労が見えそうです。

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特集1.3、7、10年以上お店を続けられる力

3年以上続いているお店、ということで、全国から15軒のお花屋さんが紹介されています。それぞれのオーナーさんの話、読み込むと面白い…!

3~30年まで。長く続く花屋さん

【around 3 year】

・花や蔦ひつじ(神奈川県川崎市) 2年
・Pitou fleuriste(兵庫県神戸市) 3年
・ハナ仙台店(宮城県仙台市) 2年
・PELE PLANTS&FLOWERS(広島県広島市) 5年
・BIONIC PLANTS(東京都目黒区) 5年

【around 7 year】

・ex.flowershop&laboratory(東京都目黒区) 7年
・約束の花束(神奈川県厚木市) 8年
・florist natural(秋田県秋田市) 9年

【over 10 year】

・garage YOKOHAMA(神奈川県横浜市) 13年
・COUNTRY HARVEST(東京都港区) 26年
・PEU CONNU(愛知県名古屋市) 20年
・ドゥジエム東観音町(広島県広島市) 21年
・BALANCE FLOWER SHOP(神奈川県横浜市) 15年
・FLOWER FACTORY LITOFU(山口県山口市) 11年
・FLOWERS NEST(東京都目黒区) 30年

―――

「長く続く」といっても、2年から30年(!)まで幅があるので、それぞれ読みどころがあって面白い。

7年越え・10年越えのお店は、失敗や方向転換のエピソードも話してくれていて、なるほどなあ、と思うこと多々。

とくに、スタッフにどこまでまかせるか、自分がどこまでの仕事をするか、には試行錯誤がある様子。長く続いているお店はスタッフをきちんと教育してまかせている人が多いように感じました。

7年越えになるとさすがに名前聞いたことある!という有名なお店が多くて、インタビューだけでもとても面白く読めます。

farverの10年の変化とこれから

開業して10年になる、東京目黒にあるfarverの渡辺礼人さんのインタビュー。10年の間の心境の変化や、現在の活動について。

うまくいかなかった時期のことなども正直に書いてあって、しみじみ読み応えがある。10年もやってれば、いろいろあるよね…と。

 

全体的をとおして、長く続けてきた人たちの言葉の重みを感じる良い企画でした。新しいお店や勢いのあるお店だけじゃなく、こういう特集もたまにはいいですね。

 


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特集2.期待のインハウスデザイナー

インハウスデザイナー=企業の中のデザイナー特集ということで、有名店5店舗から若手デザイナー5人を紹介する特集。これも今までにあまりない切り口で面白いですね。

ゴトウフローリスト、日比谷花壇、第一園芸、ユー花園、Massa&Artistsから1人ずつ若手デザイナーが登場し、インタビューと作品の紹介・尊敬するデザイナーを挙げるなど。

ゴトウ・日比谷・第一園芸・ユー花園などの大手企業のなかで、どうやって頭角を現していくのかなど、ふむふむと興味深く読みました。

10年後、20年後には彼らが会社のトップデザイナーになるのかなあ。

お給料をもらいながら大きな仕事を間近で見られて、(がんばれば)自分も体験できるというのが、大手勤めのフラワーデザイナーのいいところですね。

 

今月のバラ

世田谷花きのバラ担当による、毎月バラの品種を紹介するコーナー。市場入荷から数日後の開いてくる姿や生産地の情報がありがたい。

今月は、長野県・保科バラ園の『わかな』。淡いグリーンの涼し気なバラ。

バラの家・木村卓巧氏が作出したバラ。なんと、栽培と出荷は世田谷花きのみ、とのこと…!

まとめ。

長く続いている花屋さん特集は、久々に読み応えがあるよい特集で、じっくり読みこんでしまいました。読み物としても面白かったし、自分で花屋をやりたい人や始めたばかりの人には非常に参考になる体験談の集積だったのでは。

次回の巻頭特集は、「暮らしにもっとドライフラワー」

止まらないドライフラワー人気、生花好きなお花屋さんももはや避けては通れない…ということで、来月も楽しみにしています!

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