5月~6月頃に店先に並ぶ、紫色の涼し気な花。
アガパンサスより少し小さくて、星形の花が可愛らしい『ブローディア(トリテレイア)』をご紹介します。
ブローディアってこんなお花!
ブローディアの基本情報です。
ブローディアの基本情報
学名:Triteleia laxa
分類:キジカクシ科 / トリテレイア属
別名:トリテレイア・姫アガパンサス
原産地:北アメリカ西部
切花として花屋に出回るのは、5月~6月が多いです。梅雨どき、涼しげな青・紫系の花が並ぶときに見かけることが多いでしょう。
価格は1本200円くらい。花は花茎の先に放射状についています。花びらの中央にラインが入るのが特徴的。ほとんどが紫色の品種ですが、白もあるようです。
ブローディア属に含まれていたうちの14種がトリテレイア属として独立し、園芸的には現在「トリテレイア」と呼ばれている花です。が、切花では「ブローディア」の呼び名のまま。トリテレイアと言っても通じないかも。
園芸植物としても出回っており、球根は植えっぱなしでも毎年花を咲かせるそうです。
ブローディアの切花の飾り方・日保ちについて。
ブローディアの切花、日持ちはする?
日持ちは悪くありませんが、咲いた花の花びらは繊細で傷がつきやすいので注意が必要です。
つぼみもある程度は順番に咲いてくるので、傷んだ花は取り除いて次のつぼみを咲かせましょう。
ブローディアの飾り方・飾るときの注意など。
買ってきたら茎をカットして水に活けます。水切り(水の中で茎を切る)するとなお良いでしょう。茎はななめにカットします。
花の付け根の皮が黄色くなっていたら、取り除きます。
ブローディアの花言葉は?
花言葉は、『守護』『淡い恋』など。
切花のブローディア、まとめ。
ブローディア、まとめです。
・5~6月限定で出回る季節の花。
・色は青紫の品種が多い。
・以前「ブローディア属」だったのでブローディアと呼ばれているが、現在は「トリテレイア属」になり、園芸的にはトリテレイアと呼ばれている
・育てやすい球根植物
切花としては本当に短い時期にしか出回らない花ですが、楚々とした青紫の花が美しいブローディア。梅雨どきに爽やかな雰囲気が楽しめる季節の花なので、見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
関連記事
写真でわかる!切花図鑑のもくじはこちらのページからどうぞ↓↓