梅雨から初夏のころ、公園や庭先で見ることのある、紫色の花。すっと伸びた茎の先に、白や紫の花をつけるアガパンサスは、さわやかな初夏の花のひとつです。
今回は、切花でも5~7月頃に出回るアガパンサスを紹介します。
アガパンサスってこんなお花!
アガパンサスの基本情報です。
![](https://hanalabo.net/wp-content/uploads/2020/05/2.jpg)
アガパンサスの基本情報
学名:Agapanthus
分類:ムラサキクンシラン科 / ムラサキクンシラン(アガパンサス)属
和名:紫君子蘭 英名:African lily、Agapanthus
原産地:南アフリカ
5月~7月頃の初夏に出回る花です。大型のものから、小型のものまでバリエーションがあり、値段もまちまち。1本200~400円くらいでしょうか。
切花では葉はなく、すっと伸びた茎の先に放射状につぼみがついています。つぼみは咲くものもありますが、咲かずに落ちてしまうものも。つぼみにも色があるので、つぼみの姿を楽しみます。
色は紫が多く、白もあります。
アガパンサスの切花の飾り方・日保ちについて。
アガパンサスの切花、日持ちはする?
![](https://hanalabo.net/wp-content/uploads/2020/05/6.jpg)
さきほども書いたように、切花のアガパンサスはつぼみがすべて咲くわけではありません。ものによっては、振ると落ちてしまうようなつぼみがついていることもあります。
咲いた姿を楽しみたい場合は、すでに咲きかけているものを選ぶのがベター。
咲いた花よりつぼみの方が色が濃かったりするので、切花では、つぼみを楽しむ花ともいえます。(もちろんちゃんと咲くのもありますし、咲いた姿も可愛いですよ)
アガパンサスの飾り方・飾るときの注意など。
![](https://hanalabo.net/wp-content/uploads/2020/05/3.jpg)
水あげは悪くないので、ななめにカットして活ければ大丈夫です。振ってみて、つぼみが落ちるようなものは咲きづらいかも。
![](https://hanalabo.net/wp-content/uploads/2020/05/4.jpg)
アガパンサスの花言葉は?
![](https://hanalabo.net/wp-content/uploads/2020/05/5.jpg)
花言葉は、『恋の訪れ』『知的な装い』『恋の季節』『愛の便り』 など。
学名でもある「アガパンサス」は、ギリシア語で「agape(愛)」と「anthos(花)」が語源。愛の花にふさわしい、甘い花言葉がついています。
切花のアガパンサス、まとめ。
アガパンサス、まとめです。
・初夏に出回る、さわやかな紫色の花。(白もある)
・庭や植え込みにもよく使われているので、街中で見ることもある。
・つぼみは咲きにくい。つぼみの色を楽しむか、咲いたものを買う方がいい。
初夏らしい雰囲気を持つ、アガパンサス。よく出回るのは5月~6月頃です。お花屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
関連記事
写真でわかる!切花図鑑のもくじはこちらのページからどうぞ↓↓
![](https://hanalabo.net/wp-content/uploads/2019/07/%E5%88%87%E8%8A%B1%E5%9B%B3%E9%91%91%E3%82%82%E3%81%8F%E3%81%981-300x203.jpg)