梅雨から初夏のころ、公園や庭先で見ることのある、紫色の花。すっと伸びた茎の先に、白や紫の花をつけるアガパンサスは、さわやかな初夏の花のひとつです。
今回は、切花でも5~7月頃に出回るアガパンサスを紹介します。
アガパンサスってこんなお花!
アガパンサスの基本情報です。
アガパンサスの基本情報
学名:Agapanthus
分類:ムラサキクンシラン科 / ムラサキクンシラン(アガパンサス)属
和名:紫君子蘭 英名:African lily、Agapanthus
原産地:南アフリカ
5月~7月頃の初夏に出回る花です。大型のものから、小型のものまでバリエーションがあり、値段もまちまち。1本200~400円くらいでしょうか。
切花では葉はなく、すっと伸びた茎の先に放射状につぼみがついています。つぼみは咲くものもありますが、咲かずに落ちてしまうものも。つぼみにも色があるので、つぼみの姿を楽しみます。
色は紫が多く、白もあります。
アガパンサスの切花の飾り方・日保ちについて。
アガパンサスの切花、日持ちはする?
さきほども書いたように、切花のアガパンサスはつぼみがすべて咲くわけではありません。ものによっては、振ると落ちてしまうようなつぼみがついていることもあります。
咲いた姿を楽しみたい場合は、すでに咲きかけているものを選ぶのがベター。
咲いた花よりつぼみの方が色が濃かったりするので、切花では、つぼみを楽しむ花ともいえます。(もちろんちゃんと咲くのもありますし、咲いた姿も可愛いですよ)
アガパンサスの飾り方・飾るときの注意など。
水あげは悪くないので、ななめにカットして活ければ大丈夫です。振ってみて、つぼみが落ちるようなものは咲きづらいかも。
アガパンサスの花言葉は?
花言葉は、『恋の訪れ』『知的な装い』『恋の季節』『愛の便り』 など。
学名でもある「アガパンサス」は、ギリシア語で「agape(愛)」と「anthos(花)」が語源。愛の花にふさわしい、甘い花言葉がついています。
切花のアガパンサス、まとめ。
アガパンサス、まとめです。
・初夏に出回る、さわやかな紫色の花。(白もある)
・庭や植え込みにもよく使われているので、街中で見ることもある。
・つぼみは咲きにくい。つぼみの色を楽しむか、咲いたものを買う方がいい。
初夏らしい雰囲気を持つ、アガパンサス。よく出回るのは5月~6月頃です。お花屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。
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