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切花図鑑

【切花図鑑】ポピー|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

春に出回るカラフルな花、ポピー。

毛むくじゃらのつぼみの状態で出回ったり、色はミックスで売られていたり、馴染み深いけどちょっと変わった切花だと思います。

今回はそんなポピー(アイスランドポピー)をご紹介します。

ポピーってこんなお花!

ポピーの基本情報です。

ポピーの基本情報

学名:Papaver nudicaule
分類:ケシ科 / ケシ属
和名:シベリアヒナゲシ 英名:Iceland poppy(アイスランドポピー) 
原産地:シベリア~ヨーロッパ

ポピーの出回り時期は早春。1~3月の花屋の店頭でよく見られます。

色は黄色・オレンジ・赤・ピンク・白などですが、不思議なことに色別で販売されていることはほとんどなく、MIXで売られています。

また、完全につぼみの状態で出回るため、何色が咲くかわからないことも。「MIX」として仕入れてきて、そのまま10本束で販売していることが多いです。

値段はお手頃で、10本束で300~500円程度。毎年見るお馴染みの花なのですが、ほかの切花とはちょっと違う売られ方をしているのがポピーの特徴です。

 


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ポピーの切花の飾り方・日保ちについて。

ポピーの切花、つぼみは咲くの?日持ちはする?

市場からお店に入荷したとき、ポピーはほぼ完全なつぼみです。

毛むくじゃらなつぼみ。

ポピーのつぼみはちゃんと咲きます。ただ、咲かないと何色が咲くかわからない。

つぼみの中にくしゃっと花びらが収納されており、毛むくじゃらなつぼみの皮が落ちて花を開かせます。

あのつぼみの中に、こんな薄い紙のような花びらがしまわれていたのか!と感動するほど。ふわっと大きく花を開かせます。

さて、「ポピーの花は日持ちするの?」と聞かれたら、この、つぼみから花が開く過程を楽しんで1週間くらいかな?と答えるでしょう。

開いた花はそれほど長持ちせず、数日ではらはらと散ってしまいます。

花粉が粉っぽくなって、花びらが透けてきたら終わりのサイン

ポピーの楽しみは「無骨なつぼみからあの花がふわっと咲いてくる」ところにあると思います。

ポピーの飾り方・飾るときの注意など。

出回っているつぼみは、ほぼきちんと咲きます。買ってきたら茎をカットして水に活けましょう(水切りしてもOK)。

咲かせるのは難しくないのですが、散り際はわりと散らかるタイプです。

開いてきた花粉は散って周りを汚しますし、花びらや中央のしべもバラバラと散ります。

飾りっぱなしの活けこみなどではちょっと使いづらいところ。自宅で飾る場合も、あまり咲き進む前に片づける方が楽かもしれません。

 

ポピーの花言葉は?

花言葉は、『慰め』『忘却』 など

「忘却」や「ねむり」などの花言葉があるのは、麻薬をとるケシも観賞用のヒナゲシも「poppy」と呼んでいるため、ケシ全般のイメージから。

ケシ=麻薬のアヘンをとる植物のイメージが強いですが、ケシの実などは古くから薬用として使われてきた歴史があります。また、アヘンのもとになるケシはケシの中のごく一部の種類です(後述)。

 

ポピーの豆知識いろいろ。

ちょっと怖い?ケシの仲間。

ケシといえば、麻薬のアヘンをとる植物。ちょっと怖いんじゃないの?というイメージもありますが、切花で出回るポピーは「アイスランドポピー」で、麻薬成分はもちろんありません。

あへん法により日本で栽培が禁止されているのは、ケシ(Papaver somniferum)、アツミゲシ(P. setigerum)。

また、ハカマオニゲシ(P. bracteatum)も「麻薬及び向精神薬取締法」で規制されています。

日本で育ててはいけないのはこの3種。それ以外のケシの仲間は園芸で広く楽しまれています。(参照:http://www.tokyo-eiken.go.jp/assets/plant/keshi-miwakekata.html

 

不正なケシが取引されることも?

一般の方や花屋さんが不正なケシを手にしてしまうことはないと思いますが、ドライフラワーとして禁止されているケシの実が輸入され、問題になったニュースがありました。

ケシの中には禁止されている種類もある、ということは頭の隅に入れておきたいですね。

▶不正ケシ輸入 東京都が商社を指導(産経新聞)

 

切花のポピー、まとめ。

ポピー、まとめです。

・1~3月に出回る春の花。

・色はMIX、つぼみの状態で出回る。

・毛むくじゃらなつぼみから薄い花びらの大輪花が開く様子が見もの!

・切花のポピーは、麻薬のアヘンをとるケシとは種類が違う

店頭で並んでいても、地味なつぼみなので見落としてしまいがちなポピー。あのつぼみからふわっとカラフルな花が咲き開く様子は神秘!ぜひ一度飾って観察してみてくださいね。

 

 

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