夏に出回るトロピカルな花、「クルクマ」。
最近は、品種も豊富でオシャレな花になりました。
今回は、そんな『クルクマ』をご紹介します。
クルクマってこんなお花!
クルクマの基本情報です。

クルクマの基本情報
学名:Curcuma
分類:ショウガ科 / ウコン属
英名:Siam tulip
原産地:マレー半島
出回り時期は6~9月頃。お店によく並ぶのは7、8月です。
ピンクのクルクマ、「シャローム」は蓮の花に見立てられ、7月の新盆の頃によく使われます。
品種にもよりますが、1本300~400円くらい。シャロームは比較的大輪ですが、最近は小輪のミニタイプの品種も豊富。
色は、ピンク・白・グリーンなど。
クルクマの切花の飾り方・日保ちについて。
クルクマの切花、日持ちはする?

クルクマは、暑い夏に比較的もちのよい花のひとつ。クルクマの花に見える部分は「苞(ホウ)」で、本当の花は奥に隠れています。

枯れるときは、苞にしわが寄って色が変わってきます。

クルクマの飾り方・飾るときの注意など。
茎はみずみずしく、シャキッとした感じ。よく切れるナイフでななめにカットしましょう。
一日一回、花に霧吹きして保湿してあげると長持ちするそうですよ。

クルクマの花言葉は?

花言葉は、『あなたの姿に酔いしれる』『因縁』など。
美しい花姿から、「あなたの姿に酔いしれる」という花言葉がついたそう。
品種・合わせたいお花・おすすめの使い方。
切花のクルクマは品種豊富!
クルクマは、ここ数年で本当に品種が増えたなあ!という印象。
昔はピンクの「シャローム」か白か、くらいしかなかった気がします。(→シャローム画像)
最近は特に、ミニタイプの品種が豊富。小さなアレンジやブーケにも使いやすくなりました。



クルクマの豆知識いろいろ。
クルクマは、タイを代表する花のひとつ。
原産国であるタイでは、チャイヤプーム県のパー・ヒンガーム国立公園の自生地が特に有名だそう。チャイヤプーム県の県花にもなっています。
パー・ヒンガーム国立公園のクルクマをレポートしたブログがありました。
自然のクルクマは、けっこう標高が高いところに生えているのですねえ。
切花のクルクマ、まとめ。
クルクマ、まとめです。
・花屋的な旬は7~8月。夏に楽しむトロピカルな花。
・昔からあるピンクのクルクマは、お盆にハスの花の代わりに使ったりもする。
・最近は品種がとても豊富!ミニタイプも多い。
夏限定で楽しむ花、『クルクマ』。暑い夏にも日持ちがよく、飾りやすい花のひとつです。
見かけたらぜひ飾ってみてくださいね。
参考サイト
https://www.muji.net/lab/blog/flowermuji/021670.html
https://www.frenet-hibiya.co.jp/feature/201507_curcuma/index.html