料理にちょっとだけ必要なハーブや、付け合わせにちょっと使いたいフレッシュなベビーリーフ。
買うほどじゃないけど、いつでもちょこっと摘んで使えたらいいのに…というハーブや野菜ってありますよね。
ベランダ菜園で育てるのもいいけれど、水やりが手間だったり、虫がついちゃったりしてうまくいかないことも多々。
(うちは日当たりが良すぎて水やりが大変&激しく元気に育ちすぎて葉っぱものが硬くなる…という難点があり、ベビーリーフ系は手を出していません。ちょうどよい環境というのは難しいものです)
そんな方のために!小さな野菜を育てられる室内用水耕栽培キットがあると聞き、体験させていただくことになりました。
その名も『Plantui(プラントゥイ)』。なんだか可愛い響きでワクワク。
さっそくご紹介&セッティングをしていきたいと思います!
『Plantui(プラントゥイ)』ってなに?
Plantuiは、フィンランド生まれの室内用水耕栽培キットです。
Plantuiシリーズは、フィンランド生まれの室内水耕栽培ステーションのパイオニア。シンプルでクールなデザインでインテリアとして存在感がありながら、簡単なステップで葉物野菜やハーブを室内で栽培できます。
種子を専用プラグ容器に入れてセットするだけ。後は粉末肥料を水に溶かせば、あとは自動水循環システムとLEDライトで4-8週間程度で葉物野菜やハーブが収穫できます。農薬などを一切使わないので、そのままもぎ取ってお料理に使うことができます。
北欧デザインってインテリアや食器でも注目されていますよね。
北欧の冬は長くて暗い → 室内でなんとか明るくグリーンを楽しみたい → 素敵なボタニカル柄や大胆なデザインのテキスタイルがうまれる
ってことなのでしょう。そんな北欧だからこそ、季節を問わずなんとか室内で野菜を育てたい!という発想はよくわかります。
そんな北欧うまれの室内水耕栽培キットの中で、一番売れているのが『Plantui(プラントゥイ)』シリーズなのだそう。
丸っこくてかわいい、インテリアになじむシンプルなデザインも魅力的です。
今回使うのは『3プラグタイプ Moomin garden 3』
Plantuiシリーズには、植物を植え付ける「プラグ」部分の個数でいくつか種類があります。今回使うのは、3つのプラグをセットできる『3プラグタイプ』。
北欧らしい、ムーミンバージョンです。

ムーミンだ!かわいい!
セッティングしてみよう!
それでは早速、セッティングをしてみましょう。
最初のセッティング
入っているキットはこんな感じ。説明書は完全英語(とフィンランド語?)ですが、別刷りで日本語の説明ペーパーが入っていたので安心。

水を入れる器の部分は陶器製でけっこう重みがあります。直径18cmほど。ずんぐりした6号鉢、って感じ。

まず、器から水循環ユニットをはずし、電池を入れる作業。
器部分は分解すると3つのパーツに分かれます。

真ん中にあたる部分が、水循環させるモーター部分。

ねじをはずして、単二電池を1本入れます(別売)。

陶器の器部分に、水を1L入れます。内側の線もカワイイ…!

付属の栄養剤をスプーン2杯溶かします。

水循環ユニットを戻して、器部分の準備は完了。

プラグに種をまきます。5~6粒、パラパラ。

今回は、パクチーとベビーリーフをまいてみました。本当は3つとも同じ種類がいいのかも。育つ早さが近いものを選びましょう。
3つの穴にプラグをはめ込んで、準備完了!まだモーターは動かしません。

次はライト部分の準備。直接棚などに取り付けられるようにフックが付属品としてついていましたが、我が家には最適な場所がないので、別売りのスタンドを使います。

この丸い部分に、器を載せるわけですね。裏側にはゴムがついていて安心。

ライトの電源はコンセントから。セットすると、こんな感じになりました!

ライトのスイッチと、水循環のスイッチを同時につければ完成!
どちらのスイッチも成長に応じて3段階の切り替えができます。
最初は「発芽モード(Germination)」というツマミ1に合わせておきます。発芽したら「成長モード(Growing)」に、成長してきたら「収穫モード(Harvesting)」に切り替えます。
ライトは、16時間点灯→8時間消灯、を自動で繰り返します。
自分の生活時間に合わせて、スタート時間を調整するとよさそう。
水循環のモーターも動きっぱなしではなく、自動で動いたり止まったりを繰り返すそうです。モーター音もそれほど気になりません。
日々のお手入れ
日々のお手入れは、水の減りを確認して、減っていたら栄養剤を溶かした水を足していくこと。栄養剤を溶かした水はまとめて作っておくとよさそうです。
目盛りが外から見えないのがちょっと不便かも。モーター音が大きく聞こえたら水が減っている証拠らしいので、気をつけて聞いてみましょう。
あとはユニットをあけて確認するか、プラグを抜いて水に浸っているか確認する感じです。
植物が伸びてきたら、ライトを少しずつ引き上げてスペースをつくりましょう。
『Plantui(プラントゥイ)』の良い点、ちょっと残念な点。
セッティングまでしてみた段階で、よさそうな点・ちょっと残念な点をまとめてみました。
日の当たらない暗い場所でも野菜が育てられる。
自動でLEDライトが点灯してくれるので、暗い場所に置いても植物が育てられるのは大きなメリットです。玄関とか台所とか、光が入らないところでも挑戦できますね。
カワイイ!
まるっこいデザインと、ムーミン。普通に部屋に置いてもカワイイ。
電源が必要。
LEDライトには、電源が必要。コンセントがないところでは使えません。
ライト一体型の方がいいかも。
ライトを吊るすデザインが、ちょっと不安定な感じがします。スタンドを使うと、黒い電源コードが目立っちゃうのも残念。(電源コードが白ならいいのに!)
器と一体型になっているplantui6(6プラグ)のデザインの方がスッキリしていていいなあ↓
栽培経過は随時更新します。

最初のセッティングは、2018年8月29日。パクチーを1プラグ、ベビーリーフミックスを2プラグ種まきしました。
さて、ちゃんと育つでしょうか。今後が楽しみです!
追記:成長記録!
3日後。
ベビーリーフミックスが発芽してきました。(9月1日)
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6日後。
パクチーも発芽!(9月4日)

6日目のベビーリーフはこんな感じ。

パクチーも発芽したので、ライトと循環システムを「2」に切り替えました。光の色が変わります。
10日後。
だいぶ大きくなってきました。(9月8日)
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根っこがずいぶん伸びています。
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-4.jpg)
この日まで一度も水を足しませんでした。のぞいてみると、けっこう減ってる。
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肥料を溶かした水を継ぎ足しました。「3」のスイッチにはいつ切り替えればいいんだろう?まだ成長期ってことで、「2」のまま様子見です。
10日経って、気づいた点など。
ライトは意外とまぶしいです(笑)
夜に人がいない部屋ならいいですが、生活空間に置く場合は時間帯に注意してセッティングした方がよさそう。
水の継ぎ足しタイミングはやっぱりわかりづらい。減り具合を見ると、1週間に1回あけてみれば大丈夫かも。葉っぱが茂ってくるとユニットをあけづらくなるのもやや難点。
ただ、根はしっかり伸びて水を吸いにいっていたので、多少水足しを忘れても急に枯れたりはしなそうです。
(観察継続中)
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北欧うまれの面白いガーデニングキットもいろいろありそう。北欧デザイン好きな方もぜひ!