花言葉

【花言葉】誕生日や記念日に。季節感を感じる切花7種の花言葉まとめ。

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花言葉を添えて、花束やアレンジメントを贈りたい!


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そんな方のために、日本のお花屋さんで一般的に買えるお花の花言葉をまとめています。

 

part.4は、季節感のあるお花たち。

すべての花に本当は「旬の季節」があるのですが、生産や流通の技術が発達した今は、いつでも手に入るものになってしまっています。

そんな中でも、やっぱりこの季節といえばこの花!と思い浮かぶ花7種の花言葉を集めてみました。

 

季節の花を贈る最大の良さは、毎年その花を見ると思い出がよみがえること。

誕生日や、大切な記念日はぜひ、その季節ならではのお花を贈ってみてください。毎年その花を見るのが楽しみになりますよ。

それではいってみましょう!

 

 

『精神美』『純正』『優美な女性』

桜

日本の春といえば、桜。

日本神話に登場する女神、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)が富士山から種をまいて日本中に広めたという、日本の春を象徴する花です。

可憐に咲き、潔く散る風情から、芯のある美人をイメージした花言葉が多い。

切花の桜は、3月頃から出回っています。多いのは「彼岸桜」や「吉野桜」でしょうか。桜の枝だけドサッと束ねて花束にしても素敵。

卒業式・入学式シーズンにはよく使われるので、3月の贈りものに相談してみては。

 


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スズラン

『溢れ出る美しさ』『希望』『幸福の再来』『純愛』

スズラン

初夏のロマンチックな花といえば、スズラン。これが嫌いな人はそういないのでは。

ウエディングブーケにも人気で、英国王室のウエディングでもよく使われるので話題になったりします。

花言葉もロマンチック。4月後半~5月に恋人に贈りものをするなら、是非使ってほしい花のひとつ。

ヨーロッパでは5月1日がスズランの日として親しまれており、日本の花屋さんでもそれに合わせて店先に並ぶことが多いです。

いつでも店頭に並ぶ花、というほどでもないので、贈りものに使う場合は事前に予約しましょう。

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アジサイ

『移り気』『冷酷』『無情』『辛抱強さ』

アジサイ

日本人には馴染みの深い、梅雨どきの花といえば紫陽花。

本当に本当に残念なことに、花言葉にはちょっと難あり。「移り気」というのは、紫陽花の花色が変化することから。「冷酷」というのも、涼し気な花色からついたと思われます。

まったく、どうしてこんな花言葉をつけてしまったんでしょうねえ…。花屋としては、美しい梅雨時の紫陽花をぜひ使ってほしいのですが、意味深にとられないように注意が必要です。

シャクヤク

『謙遜』『恥じらい』『清浄』『威厳』

シャクヤク

大輪の花が豪華なシャクヤクは、5月の花。立てばシャクヤク…の美人の代名詞です。

シャクヤクには夕方になると花を閉じてしまう性質があり、はにかみ屋の妖精がこの花に隠れたら花ごと赤くなったというイギリスの民話があります。(切花にしたシャクヤクは花を閉じません)

豪華な花のわりに「謙遜」とか「恥じらい」なんて花言葉がついているのは、これが由来?

英語の慣用句には「bush like a peony(シャクヤクのように頬を赤らめる)」なんてのもあります。

 

5月の花屋はこぞって「シャクヤク推し」。華やかで、豪華で、プレゼントにもぴったりなのですが、難しいのは「咲かせ具合」。

市場から入荷してくるときは固いつぼみの状態で、この状態だとあんまり見栄えがしないんですよね(もらった方は咲くまで楽しめるのでいいのですが)。

ところが、つぼみがゆるみはじめたら、満開まではあっという間。どのタイミングで贈るのかが結構難しい花なのです。

シャクヤクの花束の注文が入ったら、少し咲き具合をずらしたものを混ぜたりして、華やかさと持ちの良さのバランスを取ったり。使ってほしいんだけど、花屋的にはちょっと気を遣う花。

店頭に綺麗なシャクヤクが並んでいたら、贈りどきかもしれませんよ。

ヒマワリ

『崇拝』『憧れ』『愛慕』『あなただけを見つめる』

ヒマワリ

夏の花!といえばヒマワリ。7月頃から花屋さんに多く並びはじめます。

ヒマワリは、コロンブスのアメリカ大陸発見からヨーロッパに持ち込まれた花。

当時は「ネイティブアメリカンの太陽の花」「ペルーの黄金の花」と呼ばれました。インカではこの花を太陽神のジンボルとして崇めていたとか。

向日葵=太陽の方を向いて咲く性質から「あなただけを見つめる」の花言葉がついていますが、この性質はつぼみのうちだけ。花が咲いてからは花の向きは変わりません。

 

「ゴッホのひまわり」「モネのひまわり」などの絵画をモチーフにした品種や、茶系・赤系の品種など、切花でも様々な品種が出回っています。いろんな品種をミックスした花束も可愛いですよ。

コスモス

『乙女の恋』『純心』『謙虚』『調和』『平和』『美しさ』

コスモス

秋桜と書いて親しまれているコスモスですが、日本に由来はなく、メキシコ出身の花。

コスモスはギリシャ語で「秩序」「調和」を意味し、転じて「宇宙」「美」の意味も含まれるようになったのだとか。(「宇宙=コスモ」と同じ語源ですね)

花びらが整然と美しく並ぶ様子、秩序があるもの=美しい、ということなのか?

総じて花言葉は良い意味が多いので、9~10月の贈りものにおすすめです。大量のコスモスを束ねた花束はインパクトも大。(でもちゃんと予約はしてね)

アマリリス

『輝くばかりの美しさ』『誇り』『自尊心』『内気』『おしゃべり』『虚栄心』

アマリリス

自然下では初夏に咲く花なのですが、花屋的には冬の花という不思議な存在。クリスマスに合わせて多く出回る豪華な球根花です。

17世紀末に初めてオランダで記録された、比較的新しい花。その後イギリスなどで園芸種がたくさんうまれました。

「アマリリス」の名は、古代ローマの詩に登場する美しい女羊飼いの名前にちなんでいます。

11月~2月頃に手に入れやすく、1本でも豪華で長持ち。『誇り』『輝くばかりの美しさ』なんて素敵な花言葉もありますので、ぜひ冬の贈りものに使ってみては。

赤のイメージが強いけど、他の品種もいろいろあります。(参考)

まとめ。

季節感のある花は、やっぱり素敵。微妙な花言葉を持つものもありますが、今回あえてまとめてみました。

誕生日や記念日など、毎年思い出したくなるような日には、その季節の花を入れた花束を贈ってみては。花を見るたびに思い出す、素敵な思い出になること間違いなしですよ。

 

 

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