ガーデニングで大人気の『ゼラニウム(ゼラニューム)』。色鮮やかな花を年間を通して楽しめるのが人気の理由の一つ。
鉢植えの花の種類も多いですが、切り花としても様々な種類の「葉もの」として品種が出回っています。
切り花としての楽しみ方や飾るときのポイントなど、魅力いっぱいの葉もの『ゼラニウム(ゼラニューム)』をご紹介していきます!
ゼラニウム(ゼラニューム)ってこんなグリーン!

ゼラニウム(ゼラニューム)の基本情報です。
ゼラニウム(ゼラニューム)の基本情報
学名:Pelargonium
分類:フウロソウ科/テンジクアオイ属、ぺラルゴニウム属
和名:匂天竺葵
英名:Geranium,Pelargonium Zonal Group
原産地:南アフリカ
ほぼ1年中市場に流通していますが、夏場は出回りが少ないゼラニウム(ゼラニューム)。全長30㎝ほどの産毛の生えた葉からは、独特の爽やかな香りが楽しめます。
価格は200円前後でしょうか。(品種などにより様々・・・。)
ゼラニウム(ゼラニューム)といってもたくさんの種類がお花屋さんに並んでおり、個性豊かでおもしろい!なんとその数10種類以上!
代表品種の「ローズゼラニウム」は、爽やかな香りの中にその名の通りバラのような華やかな香りが交じり合う人気の種類です。
ゼラニウム(ゼラニューム)の飾り方・日保ちについて。
ゼラニウム(ゼラニューム)は日保ちする?

日保ちは他のグリーンに比べて短め。5日ほどでしょうか。先端はきれいでも、徐々に下葉が黄色くなってきます。

鮮やかな緑色が下の方の葉からだんだん黄色くなっていき、ぽろっと取れていきます。
ゼラニウム(ゼラニューム)の使い方・水あげ・飾るときの注意など

ゼラニウム(ゼラニューム)は葉の表面に産毛があることもあり、湿気に弱く蒸れやすいのが弱点。葉がたくさんついて混みあっている場合は、風通しが良くなるように間引いてあげると長持ちします。
茎はななめにカットして活けます。お店では湯あげをすることも。

花瓶に挿すときは葉が水につからないように。アレンジメントで吸水スポンジに挿す際は、しっかり挿せば水の吸い上げはいいのでシャキッとしてくれます。
香りが強いので、食卓や病院などに飾るのは注意が必要です。
ゼラニウム(ゼラニューム)の花言葉は?

花言葉は、『尊敬』『信頼』など。
アレンジメントやブーケにゼラニウム(ゼラニューム)を入れれば、香りと花言葉を添えたプレゼントになりますね!
品種・合わせたいお花・おすすめの使い方。

品種によって違う葉の形や色
ゼラニウム(ゼラニューム)の葉は鮮やかな緑色の品種が多いですが、シックでおしゃれな茶色の斑が入ったチョコレートゼラニウムや白い斑が入った涼し気なハーブゼラニウム等もあります。
切り込みや葉先の形も様々で個性豊かです。
ハーブと合わせてナチュラルに
ゼラニウム(ゼラニューム)と一緒に香りのあるバラやユーカリ、ローズマリーなどのハーブをまとめて束ねると庭から摘んできたようなフレッシュな香りが楽しめます。
お好みの香りの花やグリーンを探して合わせてみてください!
ゼラニウム(ゼラニューム)の豆知識いろいろ。

アロマとしても大活躍!
アロマテラピーの世界でもよく見かけるゼラニウム(ゼラニューム)。
その香りには気持ちを落ち着かせたり、ホルモンバランスを整える効果があるそうです。
ヨーロッパのあの景色は、見た目の良さだけじゃない!
ヨーロッパの街並みで、窓際のプランターに赤い花と緑の葉のコントラストが映えるキレイな景色は有名ですね!
育てやすく開花時期が長いのもヨーロッパでゼラニウム(ゼラニューム)が愛される理由の一つですが、人間がいい香りと認識する匂いは実は虫よけ効果が有り、魔除けとしても飾られているそうです。
ゼラニウム(ゼラニューム)まとめ。

葉ものとして楽しめるゼラニウム(ゼラニューム)、まとめです。
・香りのあるグリーン
・湿気に弱い
・品種がいっぱいある
・アロマとしての効果が期待できる
・虫が嫌う香りで虫よけになる
いかがだったでしょうか。
個性豊かな様々な品種の『ゼラニウム(ゼラニューム)』。ぜひお花屋さんで探してみてくださいね!