いよいよ年末が近づいてきました。花屋で働くみなさんは、ザ・繁忙期ですね。
この時期の悩みのひとつが、松やモミによる「ヤ二」。
クリスマスリースやアレンジに使う「モミ」などの針葉樹、お正月花に必須の松。切り口から出るヤニですぐ手がベタベタになりますよね。
べたついた手でセロファンやラッピングペーパーをさわると汚れるし、忙しい年末に作業効率が落ちてイライラすることも多いのでは。
そのままにしておくと手が真っ黒になり、コンビニでおつりをもらうのも恥ずかしい手になってしまう…(経験者)
そんな「ヤニ」対策に、私が使っているものをご紹介しましょう。
松ヤニのベタベタは「手ピカジェル」で落ちる!
健栄製薬株式会社が出している消毒用アルコールジェル「手ピカジェル」。
私の松ヤニ対策はコレ一択です…!
松ヤニは、マツ科の木から分泌される天然樹脂。クロロホルム、酢酸、エーテル、アルコールによく溶ける性質を持っています。
手ピカジェルの成分はアルコールなので、松ヤニを溶かしてくれるんです。
優秀なのは、ジェル状であること。液体のアルコールよりしっかりと残り、馴染ませるだけでベタベタがするりと取れます。作業中に短時間で手をきれいにするのにピッタリ。
携帯用のミニサイズもあります。
ホルダー付きなら、エプロンやシザーケースにひとつ付けておくといいかも。
毎年ものすごくお世話になっています。アルコールだけど、あんまり手が荒れる印象もありません。
クリスマスから年末の花屋には欠かせないアイテム。
お花屋さんで買ってきた松で手が汚れてしまったときは、ぜひ使ってみてくださいね。