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結婚式場の仕事

ロボットに仕事を奪われる未来…?フローリストの仕事はロボットにできるのか【フラワーシャワー編】

こんなコラムを読みました。

『これからロボットに仕事を奪われる49%の日本人がやるべきこと』
http://blogos.com/article/174254/

 

最近はどんどんAIとか技術も進化しているようだし、何十年後にはなくなっている仕事もあるのでしょうね。

 

花屋の仕事はどうだろう。私がやってること、ロボットはできるだろうか。

週末前のホテルのバイトでもくもくとフラワーシャワーをちぎりながら、そんなことを考えてみました。

フラワーシャワーとは。

結婚式。
結婚の約束を取り交わし、誓いのキスをし、晴れて夫婦になったふたり。
おめでとう!祝福の声に見送られてチャペルから退場する…

そのとき、ゲストがふたりに向けて花びらを撒いてお祝いする、あれです。
お米を撒くのは「ライスシャワー」。
室内の結婚式場やホテルでは、花びらを撒く「フラワーシャワー」が一般的だと思います。

関連記事:結婚式の定番!フラワーシャワーの意味とは?

 

このフラワーシャワーを用意するのも花屋の仕事です。
長時間の作り置きはできないので、だいたい前日に用意します。
参列者に行きわたる量、かごにいっぱいの花びらをもくもくとちぎる。

使う花は主にバラとカーネーション。
ガーベラやトルコキキョウなどを混ぜるところもありますね。

バラの場合。
左手でしっかり子房をつかみ、右手でやさしく花全体をにぎって、花びらの付け根からちぎるようにはがします。中のめしべやおしべは子房にくっついて抜け、右手には花びらだけが残る。
そこから外側の傷ついた花びらと、中心部の小さすぎる花びらを除いたきれいな花びらだけを選り分けていきます。

カーネーションの場合。
ハサミでガクごと子房部分をパチンと切り取り、ガクをすぽっと抜きます。
中心部のしべを落とし、外側の傷ついた花びらを除いて、きれいな花びらを選り分けます。

 

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文章で書くとなんだか複雑だけど、1個の花をばらすのかかる時間は5秒くらい。
さくさくパチパチ花びらをもいで、大きなバットにきれいな花びらだけためていくのです。

色とりどりの花びらをまぜて、ふんわりかごに盛ったら完成。
霧吹きをして袋に入れて、当日その時間まで冷蔵キーパーでスタンバイ。

あの花びらはそんな感じで、みなさまの手元に届くのです。
当日はパッと撒いて終わりだけどね。けっこう地道な作業なんですよ。

(ちなみに、花ひとつ5秒はけっこう早いと思いますよ。自慢にならない自慢です。)

フラワーシャワーもぎりは、ロボットにできるのか?

 

 

でき…るかもしれません。むむう。
バラはちょっと難しいけど、カーネーションは機械化できそう。パチッと子房部分を切ってばらして、ふるいにかけて…くらいのイメージはわきますね。

ベビーリーフやハーブなどの葉物野菜がパック詰めして流通してるんだから、本気出せばきっとフラワーシャワーだって工場で作ってパック詰めしてクール便で流通する、くらいできるだろと思います。

でもたぶん、そうはならないと思う。理由は3つ。
1.材料が作業場にある

フラワーシャワーの材料になる花は、作業場にあります。
それ用に仕入れることもあるけど、先週の婚礼の残りとか、持ち帰られなかったアレンジなどから、バラやカーネーションだけ取っておいて使います。
そこにある材料をもぎればタダなら、わざわざフラワーシャワーを仕入れることはしなさそう。

2.同時に、大量に使われるものでもない

フラワーシャワーはたいていの場合「オプション」です。やらない人もいる。
なので、毎週たくさん婚礼があっても、必ずしもみんながやるわけじゃないのです。

ただでさえ婚礼の件数は、年間でムラがあります。
定期的に大量に使うものでなければ、わざわざ工場を作ったりはしないでしょう。

3.そんなにお金がとれるオプションじゃない

高額なオプションならともかく、フラワーシャワーはそうでもない。せいぜい5000円とかそんなもんです。
送料をかけてまで、外注することはなさそう。

 

 

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以上より、フラワーシャワーをロボットがつくってくれることはなさそう、と見ました。

ただし慣れれば誰でもできる仕事なので、より安い人件費でやってくれる人が出てきたら仕事は取られていくかもね。
自分にしかできない仕事で、こつこつ腕を磨きましょう。