こんにちは、ハナラボノートです。
昭和の名作アニメ『花の子ルンルン』について、面白いご質問をいただいたので考察したいと思います!
いただいた質問はこちら。

歌に出てくる「アカシア」はほとんどニセアカシアのことで、アカシア(ミモザ)じゃないよね、という記事を以前に書きました。
▶歌に出てくる『アカシア』や、はちみつの『アカシア』はミモザのこと?
この歌の「アカシア」はどっちだと思う?というご質問ですね。
『花の子ルンルン』ってどんなアニメ?
花の子ルンルン、恥ずかしながら知らなかったので、さっそく調べてみました!
『花の子ルンルン』は1979~1980年にテレビ朝日系列で放送されていたアニメ。
花の精の血を引いたルンルンが、フラワーヌ星からの使者とともに七色の花びらをもつ花を探す旅に出る…というストーリー。
いわゆる魔法少女系のアニメで、東映魔女っ子シリーズのひとつとされているそうです。
微妙に年代が違うのでまったく知らなかったのですが、お花がテーマになっているんですね!(ハナラボは第2期ひみつのあっこちゃん世代です)
『花の子ルンルン』のテーマソング
YouTubeを探したら、見つけることができました!それがこちら。
昭和のアニメ感満載でレトロかわいい!お花も思ったよりたくさん出てきそうです。
「アカシアのアーチ」はニセアカシア?ミモザアカシア?
さて、歌詞の考察をしてみます。
直前の歌詞、「コスモスはぼうしににあう」「タンポポはおひるねまくら」ではそれぞれコスモスとタンポポの絵が映し出されています。
「アカシアのアーチをぬけて」の部分では…

↑ この樹がアカシアということになりますね!
アカシアのアーチを抜けるとエッフェル塔(だと思います…ルンルンの物語は南フランスから始まる)が見えてきます。
さてこの樹ですが、ミモザなら黄色、ニセアカシアなら白い花が咲くはずですが、花は咲いていません。
ミモザアカシアはこんな感じ。

ニセアカシアはこんな感じ。

うーん、どちらかといえば、ニセアカシアのような気がします。
さらに、エッフェル塔をヒントに検索をかけてみたところ、こんな記事を見つけました。
…パリには有名なニセアカシアの樹がある!
ミモザアカシアは南半球のオーストラリア原産の樹であることを考えると、フランスが舞台のルンルンの「アカシアのアーチ」はニセアカシアだと思います!という結論に至りました!
どうでしょうか?
『花の子ルンルン』全話見たくなりました
花の子ルンルン、東映の公式YouTubeで第1話を見ることができます。
花の精の血を引く主人公、フラワーヌ星からのお願いで七色の花を探すストーリー、毎回ひとつずつ花言葉が紹介されるなど、これはなかなか素敵なのでは!!と久しぶりに胸がときめきました(笑)
配信サービスではないようですが、FODでレンタルすれば見られそう。全50話…ちょっと見たいかも。
懐かしい!と思われる方、ぜひぜひのぞいてみてはいかがでしょうか。