花鉢図鑑

【ベルフラワー(カンパニュラ)】の育て方・管理方法|お花屋さんの花鉢シリーズ

桔梗に似ている花の色と形や、花の大きさと草丈が小さくて可憐なことからオトメギキョウ(乙女桔梗)とも呼ばれるベルフラワー。

寒さに強い性質や狭い場所でも育てられることから人気のベルフラワー(カンパニュラ)の育て方・管理方法についてご紹介していきます。

※園芸で出回るカンパニュラの仲間には様々な種類があります。この記事では、ベルフラワーの名前で出回るCampanula portenschlagianaについて書いています。

ベルフラワー(カンパニュラ)とは?

ベルフラワーの基本情報です。

分類:キキョウ科/カンパニュラ属

原産地:東ヨーロッパ(ユーゴスラビア、クロアチア西部)

和名:オトメギキョウ(乙女桔梗)

草丈が10~15センチと低くコンパクトで、青紫色のベル型のかわいらしい花がふんわりと株全体を覆うような形で咲きます。

「カンパニュラ(Campanula)」はギリシア語・ラテン語で小さな鐘を意味する「campana」にちなんでいるそうですが、まさにその言葉通りのお花ですよね!

お花屋さんで見かけるのは2~5月。母の日の頃の店頭にもよく並びます。5~6月にかけて、柔らかな紫色の花を楽しむことができます。


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購入するときのポイント・選び方

全体のバランスを見ましょう!

節目が詰まっていて全体的にがっしりとした感じのするもの、花・つぼみの出方がバランスのいいものを選びます。

花が少し咲いていて、つぼみが多いものを選ぶと、長くお花を楽しむことができます。

買ってきたあとの楽しみ方・置き場所・管理方法

置き場所:雨を避け、よく日の当たる場所

こんもり育つと見ごたえ十分

屋外の、よく日の当たる場所に置きましょう。

注意したいのは雨。雨に弱い性質のお花なので、雨がかからない場所での管理がおすすめ。軒下やベランダなどがよいでしょう。特に梅雨の長雨の時期、雨に当てっぱなしにするのはNGです。

水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと!

土の表面が乾いたら、たっぷりとあげましょう!ただし、お花に水がかからないように気を付けて、株の根元へ水をまくのがポイントです。口の細いじょうろを使うのもいいですね。

肥料は?:開花期に肥料は特に必要なし!

実は開花期に肥料は特に必要ありません。

花が咲いている時期は、花がら摘みをこまめに。

よく観察して、花が終わった花がらはカットしましょう!こまめな花がら摘みは、株やつぼみに栄養をいきわたらせるために必要。花を長く鑑賞するためのポイントのひとつです。

ベルフラワーの花は乾燥し、シワシワに縮んで枯れます。1本の茎につき花がいくつか咲くタイプなので、枯れた花は茎ごと摘み取ります。ハサミを使ってもいいですし、手でも簡単に切れます。

ベルフラワー、お花が終わったらどうする?

5~6月頃まで花を楽しむと、ベルフラワーの花は終わり。また花を咲かせるのは来年になります。

来年も花を咲かせたい!と思う方は、以下の管理方法を参考にしてください。

花後、思い切って剪定する

花がついた茎を根元から切り取ります。思い切ってバッサリと切ってしまいましょう!隙間から土が見える程度になってしまって大丈夫です。

夏の暑さは苦手。半日陰で風通しのよい場所へ

花が終わったら、雨が当たらず風通しのよい半日陰へ。夏の暑さは得意ではありません。夏は風通しのよい場所で蒸れないように管理しましょう。

秋になったら、日当たりのよい場所へ移動し、株を充実させましょう。

植え替えは秋

夏越しが終わってから、暑さが落ち着いた9~10月頃に植え替えます。土は、赤玉土に腐葉土を多めに混ぜた用土を使います。このとき土に肥料を入れておくとよいでしょう。

大事なのは、できるだけ根を切らないこと。植え替え後はしばらく半日陰に置き、定着したら日の当たる場所へ移動させましょう。

冬は地上部が枯れ、春に芽を出す

耐寒性はある植物なので、冬も屋外の管理で問題ありません。葉があるようであれば日中はよく日に当てて、夜は凍らない場所へ移動します。

寒い時期は地上部が枯れる場合もありますが、春になると芽を出すのでそのまま管理しましょう。

枯らしやすい季節:夏と雨の多い時期

梅雨など長雨の時期、暑い夏が苦手です。雨に濡らさないように、暑くて蒸れないように、気を付けて管理しましょう。

ベルフラワー(カンパニュラ)の花言葉は?

花言葉は「楽しいおしゃべり」「感謝」「誠実」など。

ベルのような花の形から教会の鐘に連想し、「感謝」「誠実」の言葉がつけられたといわれています。「楽しいおしゃべり」は、空に向かって咲く花が楽しいお喋りをする姿に見えることに由来しているそうですよ。

花鉢の【ベルフラワー(カンパニュラ)】まとめ

ベルフラワーのまとめです。

・選ぶ際は、節目が詰まっていて全体のバランスがいいものを。

・開花の時期には雨の当たらない場所で育てる。

・夏の暑さと、雨が苦手

・冬は日中はよく日に当てて、夜は凍らない場所へ。

・植え替えをするなら秋に!

小さな花がたくさん集まった見ごたえのある豪華な姿に加えて、コンパクトで育てやすい面も人気のベルフラワー。

鉢を覆うように丸く豪華に育った姿はまるでブーケのよう!春のお庭がさらに華やかになること、間違いなしです。ぜひ来年の花にも挑戦してみてくださいね。

 

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