知りたい花言葉をすぐに調べられる!LINE@はじめました
マメ知識

観葉植物で肌がかぶれる?ディフェンバキアで痛い目にあった話。

「観葉植物の中には、毒性があったり、皮膚にかぶれを生じるものもあります」

…と、知識としては知っていましたが、本当に痛い目にあったのは長い花屋生活の中でも初めてのことでした。

 

注意喚起も含め、今回の体験を記録しておこうと思います。植物はキレイなだけじゃない。きちんと知識をもって扱いましょう…!(反省)

 

ディフェンバキアをお手入れしていたら、手に激痛!

装飾の仕事中、手入れをしていたのは『ディフェンバキア』という観葉植物。

観葉植物としてはいたってポピュラーな種類です。中鉢やミニ観葉で安く売られているし、丈夫で育てやすいし、いろいろな斑入り品種があってとてもキレイ。

ホテルや商業施設での装飾にもよく使われています。本当に、いたって普通の観葉植物。

ホテル内の装飾に使われているディフェンバキアのお手入れをしているときに、突然指に激痛!が走ったのでした。

最初は毛虫にでも刺されたのかな?と思ったのですが、それらしい虫もいない。指のピリピリはどんどん痛くなってきて、ちょうど指の関節のところだったため、指を曲げるのも激痛。なんだなんだ!?

あ、もしかして、ディフェンバキアのせい?と思い至ったのは、しばらくたってからでした。


スポンサードリンク




ディフェンバキアの毒性について

ディフェンバキアが属するサトイモ科の植物には、不溶性のシュウ酸カルシウムが含まれています。

シュウ酸カルシウムは長い針状結晶として植物細胞の中にあります。植物を咀嚼したりすりつぶすと細胞がこわれ、その針状結晶が粘膜などに突き刺さり損傷をもたらすのです。

確かに、いたんだ葉っぱをぎゅっとひねりつぶすようにしてむしっていたときに激痛が走ったような…

特に事故がおきやすいのは、間違って口に入れてしまったときの、口腔内の痛みやかぶれだそう。

資料によれば、フィロデンドロンを口にした乳幼児の死亡事例もあるようです。飲み込んでしまうと、咽喉内の粘膜にも影響してしまうからですね。こわい…!

私の場合は指でしたが、この手で目や口を触っていたら、もっと痛い目にあったかもしれません。

参考:公益財団法人 日本中毒情報センター「シュウ酸塩(不溶性)を含む植物」

 

かぶれたときの対処法

皮膚付着の場合

水と石鹸でよく洗い流します。粘着テープで結晶を除去することも可能。

と書いてあったので、ひたすら流水で洗ってみました。粘着テープもやってみたけど、あまり大きな効果は感じられず。

痛みを感じてからすぐ処置できなかったためかもしれません(仕事が終わって作業場に戻ってからやった)。

結局その日は一日ぴりぴりズキズキして、指を曲げると痛い状態。

口に入れてしまった場合

牛乳や水を飲ませ、口腔咽喉内の結晶を洗い流す。冷たい水や氷、子供にはアイスクリームやアイスキャンデーなどもよい。通常は必要ないが、大量摂取した場合は催吐。

あくまで「噛み砕いてすりつぶす」ことで結晶が出てくるので、短時間なめたり吸ったりした程度では、通常は大丈夫だそう。

ただ今回の指の痛みが、小さい子供の口の中や眼だったら…と思うとぞっとします。そのくらい、なかなかの痛さです。

 

その他、”要注意”な園芸植物たち

シュウ酸カルシウムをもつサトイモ科の観葉植物

今回のディフェンバキアと同じくシュウ酸カルシウムを持つのは、サトイモ科のなかま。

観葉植物だと、ディフェンバキア、アロカシア、フィロデンドロン、クワズイモ、カラー、ポトスなどが有名なものです。

ざっとインターネットで調べた限り、一番注意喚起されているのはディフェンバキアなので、特に強いのかもしれません。

白い液が出る、トウダイグサ科の観葉植物

茎を折ると白い液が出る植物も要注意。トウダイグサ科のハツユキソウ、ハナキリンなどにかぶれる人もいます。ポインセチアも同じ仲間です。

桜草のなかま、プリムラ・オブコニカ

これは園芸の専門学校でも習ったくらいなので、たぶん有名なのでしょう。春先に鉢物としてよく出回る、プリムラ(桜草)の一種。

花壇などに使う「プリムラ・ジュリアン」「プリムラ・ポリアンサ」小花がたくさん付く「プリムラ・マラコイデス」など色々なプリムラ類が流通していますが、「プリムラ・オブコニカ」には要注意。

この”オブコニカ”には、プリミンというアルカロイドが多く含まれており、かぶれをおこす人が多いと言われています。

最近では、プリミンをほとんど含まない”タッチ ミー”や”プリカント”などの品種も流通しているそう。それだけ、かぶれが多くひきおこされていたということですね。

 

観葉植物の手入れや植え替え時には手袋を!

植物の中には、毒性を持つものも多いです。それは園芸用に出回っている植物も同じ。

必要以上に怖がることはないですが、切り口から出てくる樹液には手を触れないよう、お手入れや植え替えのときには手袋をしましょう(自戒)

翌日の写真。結局1週間たってもまだ違和感ある感じです。

 

また、なんでも口に入れてしまうような小さなお子さんやペットがいるご家庭では十分に注意を。植物の毒性は(まじで)けっこう怖いです。

よく見極めて、気をつけて楽しい植物ライフを送りましょう!