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【体験レビュー】『おうちでドック』で「がん」と「生活習慣病」検査をやってみた。

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突然ですが、自営業やフリーランスのみなさん、健康診断受けていますか?

バイトかけもち&プチ自営業でふらふらと生きている私ですが、「会社員うらやましいなー」と思うことのひとつはダントツで『健康診断』です。

 

やりがいのある仕事も、楽しい生活も、健康あってのもの。

どんなに気をつけてたって人は死ぬし、事故や事件に巻き込まれたりするかもしれないけど、だからと言って健康でいる努力は怠るべきではないよね!ということで、私も一般的な健康診断はなるべく毎年受けるようにしています。

(フリーランスや主婦の方でも、自治体などで健康診断は受けられます。受けてない人は受けにいきましょう!)

 

ところが、30代も半ばを過ぎると、一般的な健康診断だけでは不安があるのも事実。

身の回りでも最近、突然の病気で倒れたり、亡くなったりする少し年上の先輩方がふえてきたな…という出来事が続いています。(まじでみんな気をつけてくださいお願い(T_T)

 

がんや生活習慣病が、他人事ではないお年頃。

それなのに!自治体の健康診断では、がん診断などの専門的な検査は年齢制限があって受けられないことも多い んです。うちの区でも、大腸がん検診・乳がん検診は40歳から。遅いよー!

実は私もがん経験者で(この話はまたいつか)、早期発見の大切さは身に染みています。

世間では人生100年時代とか言っていますが、30代で発症し40代で亡くなる人だっているんですよ。それが自分の可能性だってあるんです。40代って、あと数年じゃないか!

 

自分の健康状態を把握し、がんや生活習慣病に対してどんなリスクがあるのか。20代・30代のうちから知っておくことはとても大切。とはいえ、専門的な検査を受けに行くのは時間的にも金銭的にもハードルが高いですよね。

 

そんな方々のために「家で健康診断ができる」サービスが着々と開発されています。その名も『おうちでドック』

というわけで今回は、そろそろ健康に不安を感じる30代後半の私が『おうちでドック』を体験してみたレポートです。三十路フリーランス&自営業のみなさん、必見!(みんな健康で長生きしようね…!)

 

『おうちでドック』とは?

 

『おうちでドック』は、ハルメク・ベンチャーズ株式会社が開発した、家にいながら人間ドックのような検査ができるキット です。

以前体験した『スマホでドック』から、さらに踏み込んだ検査ができる感じですね。

 

日本の検診の受診率は低く、なかでもがん検診は2人に1人位しか受診できていません。結果病気が重篤化してしまい、医療費や治療の負担が増え、QOLが実現できません。

「おうちでドック」を通じて「いつでも」「どこでも」「安価に」健康チェックできる環境を作り、いままで病院検診に足が遠のいていた人にリスクアラートし、医療へ適切に繋ぐ事で、予防意識促進、病気の早期発見・早期対策を実現し、一人一人の「よりよく生きる」を支えます。

 

会社に所属していれば1年に1回の健康診断はあるでしょうが、がん診断まで定期的にやっている人は少ないのでは。

しかも、がん検診って「どのがんの」検診って受けに行かなきゃいけないから、自分のリスクがわかっていないと受けにくい。時間もお金もかかりますしね。

 

『おうちでドック』のように、簡単な血液検査で幅広いがんのリスクがわかるのは、フリーランスに限らず、働く人にとって非常にありがたいことです。

 

『おうちでドック』公式ページ

 

『おうちでドック』でわかること。

おうちでドックでは、がんと生活習慣病の各項目のリスクを知ることができます。

 

女性は9種類のがん、男性は7種類のがんについて、腫瘍マーカーによるチェックが行われます。

腫瘍マーカーとは:

がんの中には、腫瘍マーカーといわれる物質を作り出すものがある。その物質を測定することで、がんの有無や進行度を把握することができる。

現在わかっている腫瘍マーカーを作り出すのは、ある程度進行したがんなので、早期発見には必ずしもつながらない。

参考:がん治療.com 腫瘍マーカーについて

 

また、血液検査・尿検査から25項目の数値が測定され、生活習慣病のリスクを知ることができます。

 

検査結果のサンプルはこんな感じ。(私のものではありません)

 

注意したいのは、病気の診断ではなく、あくまでリスクの提示であること。腫瘍マーカーの数値が高くても必ずがんというわけではないし、がんがあっても腫瘍マーカーの数値に現れないこともあります(初期の場合など)。

数値を見て不安に思う部分があれば、医療機関を受診してさらに詳しい検査を受けたり、生活習慣を改めたり…といった使い方がベストですね。

 

さあ、やってみよう!ということで、届いたキットがこちら。

説明書も検査ごとに分かれており、わかりやすいですね。手順の動画もあるので、やり方に不安があっても大丈夫。

 

検査は2日間で行います。検査に関する注意は以下のとおり。

 

・前日の夕食(アルコール可)から1日目の検査の間は、6時間以上あけること。

・1日目の検査は、朝起きて朝食前に行うこと。

・2日目の検査については、食事やアルコールの制限はなし。

・採取した検体はその日のうちにポストに投函すること。

 

時間に余裕のあるスケジュールを選んで、自分で検査の日を決めましょう。

 

【1日目】尿検査と血液検査(生活習慣病診断)

1日目の検査は「生活習慣病診断」の尿検査と血液検査です。

問診票と申込用紙を記入しておきましょう。問診票には「腹囲」と「血圧」記入欄があります。血圧計がない人は、前日に銭湯やスポーツクラブで測っておくと良いかもね。

まずは尿検査です。

1日目、朝起きたらまず尿検査を。使うのはこちら。

カップの蓋ははずし、シールをめくっておきます。カップと蓋と試験管をもって、トイレへ。

透明なカップ半分ほどに尿を採り、青い蓋を閉めます。シールをめくったところに試験管をさかさまに差し込むと、ちゅーっと尿が試験管に吸い込まれていきます。すごい!

専用の袋に入れ、しっかり封をして封筒へ。尿検査はこれで終了です。

続いて、血液検査です。

続いて、血液検査をやります!

まず石鹸で手を洗います。指先が温まるように、お湯を使ってね。

 

使うキットはこちら。

ピンクの器具は、指から血を出すための針。隣のグリーンの器具が、血を吸いとるためのスポンジ棒。その隣のシリンダー内の試薬に血液を溶かし、キャップで蓋をして提出するという流れ。

 

これから指先に針を刺すので、先に器具のキャップをはずしたり絆創膏を開封したりしておきましょう。

 

準備完了!

 

指先をアルコール消毒したら、ピンクの器具を指先に当て、カチッと音が出るまで押し付けます。

*痛さはチクリとするくらい。注射より全然痛くない。器具を押し付けると針が奥から出るしくみなので、針を直接見ることもありません。えいや!っとやれば大丈夫。

じわり。ぎゅーっと指を押して、血を出します。

グリーンの器具の先端にあるスポンジに、血をしみこませます。スポンジが真っ赤に染まるように、何度か繰り返します。

血の出方が悪い人は、手を心臓より下に下げて手首のあたりからぎゅーっと押してみましょう。血の量が十分でないと正確な診断ができないので、ここは頑張ります。

 

*血を見るのが苦手な人はクラクラしないように気をつけて。私も苦手なので、ちょっと貧血気味になりました。とほほ。

 

スポンジが真っ赤に染まったら、透明シリンダー内の試薬に、スポンジを落とします。蓋をして、血液を溶かしだすようによく振りましょう。

 

*いったんここで、ひとやすみ。指に絆創膏を貼ったり、少し休んだりできます。深呼吸、深呼吸。

 

血液が溶けたら、シリンダーの栓を押し込んでいきます。

 

ぎゅーっと下まで押し込むと…

透明な液体だけが上にあがってきます。この状態になったら、しっかり緑のキャップを閉めて、検体完成!

 

血液検査に使った器具類は「医療ごみ」になるため、自宅で廃棄せず、すべて返送します。

 

検査用の血液が入ったシリンダーと、それ以外のものすべてをまとめて箱に戻して、

 

返送用封筒に。申込用紙と、問診票を忘れずに同封しましょう。

 

2つの封筒をポストに投函!これで、1日目の検査は終了です。

 

【2日目】血液検査(がん診断)

2日目は、「がん診断」のための血液検査です。

申込用紙は先に記入しておきましょう。

 

手順は1日目の血液検査と全く同じ。キットも同じものです。

 

針を刺して血を出している間、ちょっとよそ見をしていたら…

血が爪の方に流れてしまった~

こうなると、うまくスポンジが吸ってくれない。ぎゅうぎゅう押してみましたが、スポンジがしっかり染まるほどの血が採れず。えーん。

こういうときのために、血を出すためのピンクの器具は予備が入っています。少し場所を変えて、新しい針で再トライ。血は苦手だって言ってるのに!

 

そんなトラブルもありつつ、あとは昨日と同じ手順で無事検査終了。

申込用紙とキットを返送して、2日間の検査は終了です。結果がくるまで2週間ほど待ちましょう。お疲れさまでした!

 

もしも、悪い結果が出たら。

あんまり考えたくないけれど、もし、悪い数値が出た場合。

『おうちでドック』では、希望者全員に医師が電話で解説をしてくれます。

また、万が一がんの場合には、セカンドオピニオンを無料で実施してくれるそう。悪い結果を見たら不安になってしまいますが、アフターフォローがあると安心ですね。

 

『おうちでドック』感想。

検査結果が届いたら追記しますが、なかなか検査に行けない人にとって『おうちでドック』は素晴らしい取り組みだと思いました。

このキットを使えば、家にいながら血液検査と尿検査は簡単にできます。尿検査は初めてでしたが、よくできたキットだな~と感心しきり。

特に、腫瘍マーカーを使ってのがん診断がもっと使われるようになれば、「見つかったときには手遅れだった」という若年層のがんはもっと減らせるのではないでしょうか。自治体の検診でも血液からこのくらい調べてほしいものです。

 

そんな『おうちでドック』。

お値段は 19,800円 !

 

……これを高いと思うか、安いと思うかは難しいところ。

人間ドックをフルで受けたいと思ったら30000円~60000円はかかりますから、安いといえば安い

でも、一般的な自治体の健康診断はだいたい2000円以内。30代女子なら、子宮頸がん検診も同じくらいの金額で受けられるところが多いのでは。

30代女子が心配なもうひとつのがんは乳がんでしょう。私の住んでいる自治体では、乳がん検診は40歳からなので、心配な場合は自腹で受けに行くことになります。乳腺ドックなど本格的な検査の費用は、10000円~15000円くらい。

 

腫瘍マーカーの診断で早期がんは見つけにくいことを考えれば、個別の検査を受けに行く方ががん発見には確実。

ですが、「どのがんを心配していいかわからない」「しばらく健康診断を受けてない」という方には、とりあえずやってみるキットとしては悪くないのではないでしょうか。

あと、実際数値が悪かったときに、医師に電話相談ができるのは大きい。行きつけのお医者さんがいない人などは、心強いサービスだと思います。

 

まずは自分のリスクを知ってみる、という初めの一歩として『おうちでドック』をやってみるのはアリなのでは。特に、自営業やフリーランスにとって、健康は屋台骨。今まで全然関心がなかった人の最初の一歩として、決して高すぎる投資ではないと思います。

 

とりあえず異常がないことを祈りつつ、結果を待ちましょう。診断編もお楽しみに!(ドキドキ)

 

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