文筆家として活動されている、はあちゅうさんのインタビューを読みました。
【インタビュー公開されました】今考えれば、英語力も資格も、私にとっては「まさかのための準備時間」だったんです。 でも30歳になったとき、「この先の未来っていつ?」と。https://t.co/dwsKQcAazL
— はあちゅう (@ha_chu) 2017年1月19日
インタビューの内容は「30歳になって捨てたもの」と「これからこそお金をかけたいもの」についてのお話。
「お金をかけたいもの」の一つは「居心地のいい時間のためのお金」だとして、お花を買うことを挙げています。
最近、たまにですけど、自分のためのお花を買うようになったんです。
自宅が仕事場ということもあって、目の前の景色を変えたいと思ったときに花という手段を使うようになりました。お花ってあとに残らないものだから躊躇しがちですけど、要はその場の居心地を良くするための出費なんですよね。
花を「気分を変えるための手段」として使うという発想はなかなか素敵。
花屋として花を扱っているとぶち当たる『お花の価値ってなんだろう』と考えるときのヒントになります。
コスパ最高の「お花」というツール
「気分を変えたい」
「落ち込んでいる気持ちを前向きにしたい」
などの「問題」は、なかなか解決が難しいものです。
自分のことなのに、これに振り回されてイライラしたりしますよね。
この問題を解決するための対価として、「お花」はとってもコスパがいいんです。
仕事で嫌なことがあった帰り道、花屋に寄って200円で1輪の花を買う。
いつものテーブルに小さな1輪挿しを置いて花を飾ってみる。
モノしか見ていない人は、数日で枯れてしまうものにお金を払うなんて…と考えます。
でもその数百円で、いい気分で今日の残りの時間を過ごせるとしたら?
数百円で同じ効果のあるものって、けっこう少なくないですか?
(私の場合、美味しいケーキや、とっておきのおつまみで晩酌、などもこれに当たりますが、仕事中にはやりづらいですしね)
花を上手に使える人はカッコいい
つまり何が言いたいかというと、
花の効果を知って、「ツール」として使える人はカッコイイということです。
生き方が上手、と言ってもいいかも。
お金がないと幸せになれないと思っている人や、自分の気持ちがコントロールできなくてイライラしちゃう人には、ぜひ身につけてほしいスキルです。
こうやってサラリと自分のために花を買う人が増えれば、花屋も「日持ちが」とか「値段が」とか言われなくなるのだろうなあ。