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都会のひとり暮らしこそベランダ菜園推奨!おすすめ野菜を教えるよ

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ベランダはリアル野菜室である。

家庭菜園なんて家庭のある人のものだろ…ひとり身のオレには関係ないもん!と思っていませんか?

否!!

ひとり暮らしこそ、ちょこっと野菜を育てておくのが便利なんですよ。
ただし、野菜ならなんでもよいわけではありません。

ベランダ菜園歴10年以上、農学部卒のわたくしが選ぶ、ひとり暮らしが育てるべき「実用的」野菜をご紹介しますよん(・∀・)

選ぶポイント

ポイントは、

 

・収穫期が長くてちょっとずつ獲れるもの

・買うほどじゃないんだけどなーという薬味系

 

我々が目指すのは「日々の食生活にプラスの栄養と彩り」「あわよくば節約」のための、実用的菜園です。

限られたスペース、限られた時間。我々の貴重なリソースをつっこむわけですから、なるべく長くたくさん収穫できるものにしたい。

初心者がやりがちなのは、どどーんと大物に挑戦すること。今年の夏は、自分でつくったスイカ食べるぞ!みたいなね。

ベランダでも大きな鉢を使い、ちゃんと手間をかければ小玉スイカくらいは作れます。でも初夏から夏までかけて、せいぜい収量は小玉スイカ1~2個くらいなもの。食べたら一瞬だよ。

趣味の園芸としてはそれもいいかもしれないけど、都会で働くひとり暮らしの我々が目指すのはあくまで「実用的」菜園です。

 

春夏秋冬、初心者はまずこれを育てよう

春:サヤエンドウ・スナップエンドウ

寒くなってきた秋に種まきをして苗をつくって、大きめのプランターに植え付けておきましょう。春になるとぐんぐん伸びて花が咲き、次々とサヤができていきます。

これらエンドウ系が素晴らしいのは、次々収穫できること。毎日ちょっとずつ食べたいひとり暮らしの食卓にはぴったりです。

獲りたてのエンドウは甘みがあって本当に美味しい。朝起きて2、3個とって、ちょっとソテーして朝ごはんに添えれば幸せな食卓のできあがり。お味噌汁の具にもいいです。

夏:ゴーヤ・ミニトマト・モロヘイヤ・青じそ・バジル

ゴーヤやミニトマトなどの「実る系」野菜は、種ではなく苗から育てるのがおすすめです。ゴールデンウィークにホームセンターに行けばちょうど夏野菜苗がたくさん売られていますので、これを購入しましょう。

実る系野菜の成功のコツは、深め、大きめのプランターを使うこと。しっかり追肥をすること。できれば日当たりはいい方が、収穫量は期待できます。

 

モロヘイヤ、青じそ、バジルは種からでも育てられます。が、面倒な人は苗を購入してしまいましょう。

これら葉っぱ系のコツは、適当なところで摘心(頭をちょん切る)すること。これらの葉っぱは、先端を切られると脇芽が伸びる性質を持っています(頂芽優勢)。

なので、収穫を兼ねてどんどん切りましょう。すると脇芽がたくさん伸びてこんもり育ち、結果的にたくさんの葉っぱを収穫することができます。

 

冬:小カブ・小松菜・ホウレンソウ

小カブ、小松菜、ホウレンソウは、種から育てられます。9月末~10月頃にばらばらと種をまいておきましょう。

スペースに余裕があればいくつかプランターを用意し、まく時期を少しずつ変えて何パターンか作っておきましょう。成長がずれれば収穫時期もずれるので、長く少しずつ収穫できますよ。

種をまくとたくさん発芽しますが、少しずつ間引いて最終的には1株ずつ間があくようにしていきます。その間引き菜も食べられるのがうれしいところ!

かぶの葉は炒めてごはんにのせても美味しいし、小松菜やホウレンソウはちゃんと大人と同じ味がします。やわらかいのでサラダでもいけますよ。

 

ある程度大きくなったら収穫ですが、収穫を一度にしなくてもいいのも良いところ。
まるごと1株収穫せず、使う分の葉っぱをちぎって獲ってくるだけでもいいのです。

冬のベランダでは、植物の生長もゆっくり。育てながら保存しているといった感じで、まさに野菜室気分です。

通年ハーブ:ローズマリー・タイム・ミント

ローズマリー、タイムは木本(木の仲間)、ミントは宿根草(冬、地上部が枯れても根っこはずっと生きている仲間)です。

これらは基本的に、鉢植えを買ってきたらそのまま数年は生きています。大きくなったなーと思ったら、2年に1回くらい植え替えてやれば良し。植え替えなくても、まあ死にはしません。(水やりはちゃんとしてね)

 

ローズマリーやタイムはお肉に添えて焼けば香り高く、ミントはお茶にうかべたり、アイスに添えるだけでいつものおやつがグレードアップ。

たいした手間もかからないので、あると便利なハーブです。

 

枯れても気にしない、まずはやってみよう。

植物を育てるのが苦手、と思っている人は「枯らしたらどうしよう…」ということを非常に気にします。

もちろんコツというか、育てるのに上手下手はあります。が、それ以上に「環境」の影響も大きいのです。その植物に合わない環境では、上手な人が育てても枯れるものは枯れます。

あなたのおうちのベランダの環境に、何が合うのか。それはやってみなくちゃわかりません。枯れちゃったら、うちには合わなかったんだな、と思えばいい。

 

スーパーで野菜を買う気分で、まずは苗を買ってチャレンジしてみましょう。毎日新鮮な野菜がちょっとずつ食べられるって、なかなか贅沢なことですよ。お試しあれ。

 

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