上手に花を買うには

花の名前、わかりますか?お花屋さんでよく見る花13選【南国トロピカル編】

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お花屋さんで花束を頼もうと思っても、花の名前がわからない。知りたくても、名前が書いてない…。


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お花屋さんで花を買おうと思ったとき、そんなふうに思ったことありませんか?

 

お花屋さんでよく見る花図鑑シリーズ第3弾は、トロピカル南国の花編 です。

南国の花は、夏らしい商品に使われるだけではありません。年間通して入手しやすいため、冠婚葬祭にも大活躍。例えばランなどは、葬儀には欠かせない花のひとつ。

 

比較的もちのよい花が多く、暑い夏のアレンジにも重宝します。花の色や形にインパクトがあるので、一花飾るだけで存在感もたっぷり。家庭で飾るのにも使いやすいので、ぜひ挑戦してほしいジャンルです。

 

それでは行ってみましょう!

ランの仲間

南国の花のイメージといえば、ラン。

国産・輸入ともに、高いものから安いものまで。たくさんのランが出回っています。

デンファレ

デンファレ

 

一番安価でよく見るランはデンファレではないでしょうか。バーでトロピカルドリンクに添えてあったり、タイ料理屋さんでお皿に乗ってたりする、アレです。

 

よく見るのは濃いピンク系の『ソニア』という品種ですが、薄ピンクや白、グリーンなどの品種もあります。花持ちがよく、贈りものから冠婚葬祭まで、幅広く活躍するランです。

タイからの輸入品が多いですが、沖縄などでつくっている国産品もあります。(国産はけっこうお高いですが、とってもキレイ)

デンファレデンファレ

個別ページはこちら  >>【切花図鑑】デンファレ|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

 

モカラ

モカラ

 

デンファレに次いで、安くてよく見るランはモカラ。濃いピンクの『カリプソ』が有名。黄色・オレンジ・赤・濃いピンクなど、ビビットな色が揃います。

こちらも花もちが良く、小さいアレンジに非常に使いやすいラン。デンファレと違って、葬儀にはあまり使われていないイメージ。ビビットだから?

 

モカラモカラ

オンシジウム

オンシジウム

 

小さな蝶のような細かい黄色い花が集まってついており、遠目に見ても華やかなラン。

高級な花束やスタンド花など大型のアレンジに定番です。

オンシジウムといえば黄色が主流ですが、最近は『シャーリーベイビー』や『ソフィア』などピンク・エンジ色系の品種も出てきています。シャーリーベイビーはすごく香りが良いんですよね。(参考サイト

個別ページはこちら>>【切花図鑑】オンシジウム|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

コチョウラン

コチョウラン

 

ランの王様・コチョウラン。鉢物のイメージが強いですが、切花でも出回っています。

でも、一般のお客さんが店頭で目にすることは少ないかもしれません。大きなスタンド花や葬儀の花籠など、高級なアレンジに使うことが多く、あんまり店頭には並ばない。花束なんかには入れづらいしね。

結婚式のブーケでは根強い人気。高級感があってコンサバな雰囲気のブーケに仕上がります。

 

シンビジウム

シンビジウム

 

こちらも鉢植えで有名なラン、シンビジウム。デンファレやモカラに比べるとお値段は高いですが、切花でも使いやすいランのひとつ。

輸入品もあるので一応年間通して出回っていますが、旬は冬です。なので、あんまりトロピカルな印象はないかも(個人的には)。お正月のアレンジなんかによく使います。

 

シンビジウムシンビジウム

個別ページはこちら>>【切花図鑑】シンビジューム(シンビジウム)|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

その他のラン

モカラにちょっと似ていますが、紫色で花が大きいのはバンダ

 

あと、こちらもモカラに少し似ているアランダ

『チャックワンブルー』という紫系の品種があるので、それはよく出回っています。

チャックワンブルー

 

もうひとつ、切花でよく出回るランのひとつが、エピデンドラム

蝶々みたいな小さな花がかたまってついていて、すっと伸びた茎が印象的。アレンジや花束にも使いやすい大きさです。

派手さはないけど、私はけっこう好き。

 

By: An Ta

 


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ラン以外のお花

ラン以外で、南国風!!といえば、こんなお花たち。

アンスリウム

アンスリウム

 

ザ・南国!!平べったい独特の花の形、真っ赤な花。きっと一度は見たことがある、アンスリウム

アンスリウムといえば「赤」のイメージですが、実はいろんな品種があり、大きさもいろいろ。小型で可愛いものは、小さいブーケに入れたり、お部屋に飾ったりもしやすいです。

アンスリウムアンスリウムアンスリウム

個別ページはこちら>>【切花図鑑】アンスリウム|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

クルクマ

クルクマ

 

いまいち名前は浸透していないけど、夏のお花屋さんでは重宝するクルクマ

ショウガやウコンの仲間です。ピンクに見えるところは花ではなく苞(ほう)。なので、暑い時期でも比較的長持ちする花です。

 

クルクマがなぜか活躍するのは7月~8月のお盆のころ。ピンクのクルクマは、蓮の花にちょっと似ているので、お盆の仏花によく使われるんですよね。

白やピンク、ミニサイズの品種などもあります。夏にぜひ飾ってほしい花のひとつです。

 

クルクマクルクマ

個別ページはこちら>>【切花図鑑】クルクマ|花言葉・出回り時期・花もち・飾り方

ストレリチア・ヘリコニア

ストレリチア

 

ストレリチアは、別名・極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)。

これもお正月のアレンジなどによく入っていますよね。鳥のくちばしのような、個性的な姿は一度は目にしたことがあるはず。

 

ストレリチアの親戚で、似たようなジャンルとしてヘリコニアがあります。切花としても出回っており、大型のアレンジやスタンド花などで個性を発揮します。

 

 

花に負けない!葉ものたち。

南国風アレンジを作るとき、欠かせないのは葉ものの存在。このへんの葉っぱを入れると、一気に南国度アップです。

モンステラ

モンステラ

トロピカルの葉っぱといえばモンステラ

大きさも色々あって、大きなスタンド花から小さめのブーケまで、万能な葉もののひとつです。

 

アレカヤシ

写真がなくて申し訳ないのですが、いわゆる「ヤシの葉っぱ」でよく見るのがアレカヤシ

スタンド花の背中にしゅっしゅっと入ってるやつです。ヤシの木だけあって、南国感はバッチリです。(アレカヤシ画像

 

まとめ。

南国トロピカルなお花たちは、意外と「夏限定」ってわけでもないのがおわかりいただけたでしょうか。むしろ、いつでも入荷できる輸入品があるので、年間通して安心して使われているんですね。

ビビットな色合いや不思議なかたちは、南国のお花たちの魅力。

気合を入れたい贈りものや、開店祝いのスタンド花など、個性を出したいときにはぜひオーダーしてみてください!

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