結婚式場の仕事

【花の仕事】フラワーシャワーの花びらを早くちぎる方法。

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こんなの誰が読むのかなあ、シリーズ。
検索でたどりついたアナタ、ありがとうございます。


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フラワーシャワー、ちぎってますか?

最近は結婚式場の仕事はひかえめにしていますが、まじめに働いていたころは毎週毎週フラワーシャワー用の花びらをちぎっていたものです。

派遣で色々な現場に行くようになると、フラワーシャワー用の花の保存方法や扱いもいろいろで、へえ、と思ったり。

そんな私が、少しでも早く!きれいな花びらをちぎる方法をお教えしましょう。

 

関連記事:ロボットに仕事を奪われる未来…?フローリストの仕事はロボットにできるのか【フラワーシャワー編】

きれいな花を使う。

まずこれ。

先週の残りとか、下がってきた花を取っておいてフラワーシャワーにしたりする現場は多いでしょうが、傷んだ花びらを取り除いたりチェックしたりする無駄な時間がかかります。

汚い花からちまちま選り分けてきれいな花びらを集めるのは、時間の無駄。

また、バラなどはつぼみの状態だと花びらがちぎりにくい。花びらの枚数が少ないような品種だと花びらをたくさんためるには時間がかかります。

たっぷり花びらがある品種で、ふんわり開いている状態のものがフラワーシャワーにはベストです。アバランチェ系とか重宝ですね。

結局、「適した品種」の「傷んでいないもの」をちぎるのが一番早いんです。
傷んだ花びらを見て、選り分けて、というひと手間が無駄なのですよ。

 

とはいえ残念ながら、フラワーシャワーをちぎるようなバイトに、花の管理の決定権はないと思います。先週や先々週の花を取っておいて使うような職場だったら…ああ残念。

せめて急いでいるときは、汚い花は飛ばしましょう。少しでもきれいなものから優先的にちぎります。


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種類別にまとめてやる。

フラワーシャワーにする花は、カーネーション、バラ、ガーベラなどでしょうか。

種類別に取っておいてくれるといいのですが、まとめてどさっと保管されている場合もあります。

作業に取りかかる前に、ある程度種類をわけましょう。

バラならバラをまとめて集中的に。少し進んだら今度はカーネーションをまとめて。

手の動きが統一されると早いし、いちいちハサミを持ったり置いたりしないですむのでスピードアップにつながります。何人かでできるなら、種類別に手分けしてもいいです。

汚い花びらを取り除くのは後から。

一輪一輪、手の中で傷んだ花びらを取り除いている人がいますが、時間がかかります。

ある程度よけたらもう、容器の中にどんどんためていきましょう。

時々ためた花びらをかきまぜて、そのとき目視で傷んだ花びらやゴミを見つけたら取り除きます。たくさんある花びらの中で見た方が、汚いものは目立ちます。

吸水スポンジのカスやうっかり入ってしまったガクや葉っぱなども、淡い色の花びらの中では見つけやすいです。

ケガをしない。

淡々と同じ動きをするので、ぼんやりしてうっかり手をハサミで切るケガをしがちです。

ケガをすると痛いし、他の仕事にも影響がでるので、ケガをしないように細心の注意をはらいましょう。

とはいえ、一番大事なことは

気にしすぎない!

これにつきます。

フラワーシャワーなんて、結婚式の中のほんの一部の演出です。

それでも心配な人は、どんなときにクレームになるか?を考えてみましょう。

自分が列席者だったら?スタッフの人に手渡されたフラワーシャワーにちょっと茶色い花びらが混じっていた…くらいでクレームを言いますか?

腐った花びらが混じっていて、べちゃっと手についた…ら言うかもしれませんね。

もし虫が混じっていたら?うん、これは悲鳴をあげてクレームを言ってもいいレベル。

つまり「さわったとき不快」なものと「虫」さえ入っていなければオッケー!!

まとめ

フラワーシャワーをちぎる仕事なんてその程度の重要度なのです。根をつめすぎず、手早く、さくさく終わらせましょう。

我々スタッフは、新郎新婦と列席者に「結婚式&披露宴」というスペシャルなイベントを気持ちよく終えてもらえればいいのです。

力を入れるところは入れて、抜くところは抜いて、無理せずこなしましょうね。

 

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